更新日:2026年2月28日(土)
米1月PPIは予想外に下げ渋り。
米労働省発表の1月生産者物価指数、PPIは前年比+2.88%。市場予想の+2.6%を上回り、前月からは-0.16%で3%割れ、3ヵ月ぶりの低下で3ヵ月ぶり低水準。
食品とエネルギーを除くコア指数、コアPPIは前年比+3.58%。市場予想の+3.0%を大きく上回り、前月からは+0.24%で3ヵ月続伸、昨年3月(3.79)以来、10ヵ月ぶりの高水準。
食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコア指数、コアPPI2は前年比+3.41%。前月から-0.11%で続落、4ヵ月ぶりの低水準。ただし4ヵ月連続3.5%前後で高止まり。
1月に低下していたCPI、コアCPIとは逆行する形となったものの、CPIに先行して推移しやすいPPIに、今後CPIも追随する可能性も示唆。さらには今後のPCE高止まりへの警戒感にもつながる可能性も。
引き続き、インフレ懸念は高止まり。
27日のNY金は+53.7ドル、1.03%の反発で1月29日(5354.8)以来、1ヵ月ぶりの高値。5200ドルを挟んでの小幅保ち合いとなって時間外を通過。米イラン核協議の進展が伝えられる一方で米国サイドの出席者からは失望とのコメントも聞かれ、軍事攻撃への警戒感を背景にNY朝には原油高騰にも連れる形となって5250ドル近辺へと急騰。NY市場では一服も、NY引け後には5300ドル付近まで一段高。5230ドルの節目突破に伴う保ち合い上方ブレイクとなり、短期上値目標5380ドル辺りまでを目指す一段高トライの流れへ。
週間ベースでは+167.0ドル、3.29%高で4週続伸。月間では+502.8ドル、10.60%高で8ヵ月続伸。8ヵ月続伸は近年最長。
NYプラチナは+133.9ドル、5.98%の反発で1月29日(2618.3)以来、1ヵ月ぶりの高値。前日の大幅調整から押し目買いの展開となって再び一段高トライへ、アジア時間に2260ドル近辺の安値をつけての急反発で2340ドルの節目を突破すると2380ドル台へと一段高、高値では2420ドル近辺まで上昇して一服。ロンドン市場では2370ドル台へと反落も、NY朝には金の急騰に追随する形となって上値再トライ、ただし2410ドル台までにとどまり、NY市場では2370ドル近辺へと収束。2340ドルの節目突破に伴う短期上値目標2430ドル程度にほぼ到達した状態となって一服。2230ドルが当面の下値サポート、これを下回った場合には2100ドル近辺までを目安に調整へ。
週間ベースでは+197.5ドル、9.08%の続伸。月間では+251.9ドル、11.87%高で4ヵ月続伸。4ヵ月続伸は2022年12月以来、3年2ヵ月ぶり。
ドル円はわずかに+3銭、0.02%の小反発、ほぼ156円10銭近辺での横ばい推移。東京朝には日経平均の軟調局面にも連れる形で156円割れへ、午後には米10年債利回り低下にも連れて155円50銭台まで下落。これが安値となって切り返すと欧州時間には156円20銭台まで反発、今度は高値をつけて失速するとNY朝には156円割れ、米1月PPIの上振れを受けて156円20銭台再トライも、その後は156円を挟んでの小幅保ち合いに。イラン情勢への警戒感も続くなかでの小動きとなり、引き続き154円70銭から156円40銭までのレンジで保ち合い継続へ。下限を割れると153円半ばまでを目安に調整へ、上方ブレイクなら157円台前半までを短期目標に一段高トライへ。
週間ベースでは+109銭、0.70%の続伸。月間では+135銭、0.87%の反発。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場2/27終値とチャート
2026年2月28日(土)時点の相場
国内金:28,377 円 2/27(金) ▼24(0.08%)
国内プラチナ:12,305 円 2/27(金) ▼127(1.02%)
NY金:5,247.9 ドル 2/27(金) ▲53.7(1.03%)
NYプラチナ:2,373.5 ドル 2/27(金) ▲133.9(5.98%)
ドル円:156.12 円 2/27(金) ▲0.03(0.02%)
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