更新日:2026年3月14日(土)
PCEでは1月時点でインフレ警戒感上昇。
米商務省発表の1月個人消費支出物価指数、PCEデフレーターは前年比+2.83%。市場予想の+2.9%を下回り、1年9ヵ月ぶり高水準となった12月からも-0.08%と小幅に低下。ただ、1年10ヵ月では2番めの高水準。
食品とエネルギーを除く、コアPCEは前年比+3.06%。市場予想の+3.1%にほぼ一致。前月から+0.05%、3ヵ月続伸で2024年3月(3.12)以来、1年10ヵ月ぶりの高水準。
住宅とエネルギーを除くサービス業の価格指数(SPコアs)は前年比+3.51%。前月から+0.15%の反発で11ヵ月ぶりの高水準。
カテゴリ別ではモノの価格が前年比+1.3%で3ヵ月ぶり低水準、サービス価格は+3.5%で5ヵ月ぶりの高水準。エネルギー関連は-0.8%で5ヵ月ぶりの前年割れで半年ぶり低水準。
イラン戦争2ヵ月前にはエネルギー価格は低下、エネルギー関連を除いたコア指数は昨年秋以降の上昇傾向が継続。
なお、ダラス連銀のトリム平均PCEは前年比+2.43%。前月から-0.02%、小幅に5ヵ月続落で2021年8月(2.26)以来、4年5ヵ月ぶりの低水準。
クリーブランド連銀のメディアンPCEは前年比+2.91%。前月から-0.07%、5ヵ月続落で2021年9月(2.84)以来、4年4ヵ月ぶりの低水準。
価格変動が大きい部分を除外して算出したこれらの指数では、昨年秋以降も1月までは低下傾向が継続。
13日のNY金は-64.1ドル、1.25%安で3日続落。2月19日(4997.4)以来、3週間ぶりの安値。3日続落は11月18日以来、4ヵ月ぶり。アジア時間序盤の反発局面で5130ドル台の高値をつけて失速、再び5100ドルの節目割れもロンドン・NY朝には下げ渋って5130ドル付近まで再反発。20日移動平均線(5131.5)に2度、上値を押さえられる形となって反落するとNY市場ではNY原油が90ドル台後半へと一段高となり、有事のドル買いにも押される格好となって5000ドル前半へと急落、NY引け後には5010ドル台まで一段安。5100ドルの節目割れに伴う短期下値目安4950ドル近辺に向けた軟調局面継続へ。
週間ベースでは-97.0ドル、1.88%の続落。続落は10月以来、5ヵ月ぶり。
NYプラチナは-123.4ドル、5.70%安で3日続落。2月17日(2018.3)以来、1ヵ月ぶりの安値。アジア時間の2160ドル台が高値となり、ほぼ水平状態の20日移動平均線(2168.4)にも上値を押さえられる形となって戻り売り。2120ドルの節目を割れると2060ドル近辺まで急落、ロンドン・NY朝にかけての反発局面では2100ドル近辺で失速すると2000ドル台前半へと一段安、NY引け後には2020ドル割れ。2120ドルの節目割れに伴う短期下値目安1980ドル近辺まで、もう少しの下落余地。ただし、3月安値2010ドル台では3度サポートされ、過去の推移からも2000ドルの大台近辺は比較的強めのサポートとなる可能性も。
週間ベースでは-99.6ドル、4.65%の続落。
ドル円は+41銭、0.26%高で4日続伸。2024年7月10日(161.71)以来、1年8ヵ月ぶり高値圏で一段高。東京朝には159円30銭台から159円ちょうど付近まで小幅に急落し、この日の安値をつけて切り返すと午後には159円半ばへ。米財務省がロシア産原油に対する制裁を一時的に解除すると発表したことでNY原油が下落した流れに追随する展開も限定的に。午後から欧州時間にかけては159円半ばでの小幅保ち合いとなり、NY朝には再び原油価格の下落局面に連れて下押しも159円ラインにサポートされて切り返すと、NY午後には原油価格の一段高に追随する形となって159円60銭台へ、NY終盤には70銭台へと一段高。目先、しばらくは原油価格との連動状態となりやすく、抵抗感強まる160円の大台トライへも。
週間ベースでは+193銭、1.22%高で4週続伸。4週続伸は9月以来、半年ぶり。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/13終値とチャート
2026年3月14日(土)時点の相場
国内金:28,523 円 3/13(金) ▼351(1.22%)
国内プラチナ:11,846 円 3/13(金) ▼124(1.04%)
NY金:5,061.7 ドル 3/13(金) ▼64.1(1.25%)
NYプラチナ:2,042.1 ドル 3/13(金) ▼123.4(5.70%)
ドル円:159.74 円 3/13(金) ▲0.41(0.26%)
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