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JOLTS求人労働異動調査は金融危機後のピーク水準で頭打ち
更新日:2017年05月10日(水)
JOLTS求人労働異動調査 2017年3月米労働省が9日発表した3月の求人労働異動調査(JOLTS:Job Openings and Labor Turnover Survey)で、求人件数は574.3万件。過去最大となった2016年7月(597.3万件)以来8カ月ぶりの水準となり、2015年7月の589.1万件、2016年3月の585.2万件に次いで過去4番目の高水準。
6カ月移動平均は563.45万件となり、3カ月ぶりの高水準。6カ月移動平均では2016年5月以降の11カ月間で、今年1月の558.98万件以外は全て560万件台となり、過去最大水準での横ばい推移状態となっています。

求人率は3.8%で2月から変わらず。2009年の金融危機時に1.7%まで低下した求人率は、2014年には金融危機前の回復目安水準3.0%に到達し、2015年以降は最大4.0%まで上昇することもあり、回復目安を大きく超えて近年のピーク水準で頭打ちとなり、横ばい推移の状態となっています。

採用率は3.6%でこれも2月と同じ。金融危機で2.8%まで下落した採用率は、現状では回復目安3.8%を少し下回る水準とはなっていますが、2015年12月と2016年2月には3.8%まで上昇しています。最近は回復目安水準3.8%近辺での横ばい推移、という状況です。

離職率は2.1%となり、やはり2月から変わらず。一時1.3%まで低下していた離職率は、2015年12月に回復目安となる2.1%を超える2.2%まで上昇し、以降ほぼ2.1%での横ばい推移状態が続きます。

解雇率は1.1%で6カ月連続の横ばい推移。最悪期では1.9%まで上昇していた解雇率は、2010年以降に回復目安1.4%を下回り始め、2016年9月には1.0%の最低水準を記録し、以降近年最低水準付近での横ばい推移という状況です。

JOLTS求人労働異動調査の数値は、いずれも金融危機後のピーク水準に到達し、頭打ちとなって横ばい推移へと移行し始めたような状況です。
数年後、あるいは数カ月後に迎えることになるかもしれない悪化局面を警戒する状況となってきているのかもしれません。

NY金・日足チャート 2017/4/4 - 5/99日のNY金相場は0.9%の反落で3月15日(1200.7)以来、2カ月弱ぶりの安値水準。VIX指数は連日の1桁台で1983年以来の低水準を維持する過度の低リスク状態が続き、NASDAQとドイツDAXは過去最高値更新、米10年債利回りは一時2.4%超まで上昇し3月末以来の水準に。CMEフェドウォッチの6月利上げ確率は87.7%まで上昇し、リスク・オンとドル買い優勢の状況下では金の売り圧力も強まりやすい。NY引け後には北朝鮮の核実験実施の可能性が伝えられて1220ドル台を回復してはいるものの、目先の上値は限定的と想定される。引き続き今年の上昇幅の半値戻し、1210ドルがサポート水準候補に。

NYプラチナ・日足チャート 2017/4/4 - 5/9NYプラチナ相場は2.03%の大幅反落となって前日までの反発の動きを帳消し、12月29日(897.8)以来の安値水準に。安値での900ドル割れこそ回避したものの、引け後の反発局面でも907ドル程度までと限定的。900ドルの大台を維持できなければ12月安値880ドル台までの下落も想定される。上方向には920ドルが目先の抵抗線となり、超えると4月前半安値圏940ドル台辺りまでが戻りの目安に。

ドル円・日足チャート 2017/4/5 - 5/9ドル円は0.63%のドル高円安となって3日続伸、3月14日(114.75)以来のドル高円安水準。東京市場からNY市場にかけてほぼ終日押し目待ちに押し目なしの状態で114円30銭台まで上昇。今朝の早朝時間帯での北朝鮮報道を受けての急落局面は格好の押し目となった可能性も。今年の下げ幅の61.8%戻しで短期上値目安となる114円半ばまでもう少しのところで反落したものの、現状では再度上値トライへの可能性も高そう。むしろ買われ過ぎ感を振り切って行き過ぎの展開となり、3月高値圏115円台も視野に。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場5/9終値とチャート

10日の国内金価格はわずかに1円安。3月15日の4737円から5月1日の4863円までゆっくりと水準を切り上げた上昇トレンドは、連休明けに61.8%戻し4785円付近となる4779円まで急落し、50%ライン4800円手前の4795円まで反発。下値目安付近までしっかり値を下げてキリの良い水準まで反発した状態に。ドル高円安の流れとNY金の底堅さによって多少の反発継続も想定されるところだが、目先は4770円台から4800円前後までを主要レンジに方向感模索の展開へ。下限割れなら3月安値4730円台までの下値余地拡大も。

プラチナ価格は0.72%の反落で11月28日(3550)以来、5カ月半ぶりの安値水準。金との価格差は連休前のピーク1229円を超え、1233円へと過去最大を更新。これに伴い下値目安3530円前後に向けた流れも急進。価格差はいつピークをつけてもおかしくはない水準にあり、プラチナ価格の底値反転も連動する可能性。
※参考:金プラチナ国内価格5/10とチャート

2017年05月10日(水)時点の相場
国内金:4,794 円 5/10(水) ▼1(0.02%)
国内プラチナ:3,561 円 5/10(水) ▼26(0.72%)
NY金:1,216.1 ドル 5/9(火) ▼11.0(0.90%)
NYプラチナ:900.9 ドル 5/9(火) ▼18.7(2.03%)
ドル円:113.97 円 5/9(火) ▲0.71(0.63%)
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