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★金プラチナ短期相場観★

台風一過の10月、国内金価格は二役好転、プラチナは三役好転
更新日:2018年10月01日(月)
国内金価格 日足一目均衡表 2018年10月1日台風24号、チャーミーが日本列島を駆け抜けた週明け。
地震、豪雨、猛暑、台風、台風、台風と自然災害のオンパレードに見舞われて疲弊した日本列島を、台風一過の青空が優しく包み込んで10月を迎えました。
トルコショックで金価格が2年7カ月ぶり、プラチナは9年半ぶり安値をつけた8月半ば。その後の反発局面でも、猛暑や台風に苦しむ日本国内の貴金属価格の回復基調も一朝一夕には進みませんでしたが、ここに来てようやく光明も差してきた様子も見られます。

国内金価格は日足・一目均衡表の基準線(4611)を上回る転換線(4647)を上回り、二役好転。今週4708円、次週には4648円まで水準を切り下げる雲の上限を超えることができれば三役好転。今年初の強気相場入りを果たすことにもなります。
6月半ばから9月前半までの抵抗線に遅行線がちょうどぶつかった状態となり、いったん反落も警戒されるところですが、4648円を維持することができれば、遅行線の抵抗線突破も三役好転も時間が解決してくれることにもなりそうです。

国内プラチナ価格 日足一目均衡表 2018年10月1日プラチナ価格は、基準線(3105)を上回る転換線(3141)にもサポートされて雲の上限(3182)を上抜け、1月以来9カ月ぶりの三役好転。金に先行して強気相場入りを果たしました。
目先は遅行線が相対することになる雲の下限が、今週は3253円から3227円まで、次週には3202円まで低下。次週まで3202円超へと少し水準を切り上げることが、堅調地合い維持へのポイントにもなりそうです。

金価格もプラチナ価格も、株高円安の流れにサポートされる局面にあり、ドル高一服によりNY価格の軟調推移もそれほど進まない状況でもあります。この状況がもう少し続くようなら、国内価格の堅調推移も持続することにもなりそうです。

日米貿易協議ではTAG(物品貿易協定)が強調され、当面の自動車追加関税回避が好感されてはいますが、TAGはFTA(自由貿易協定)の一部に過ぎす、米国ではFTAとしての認識であり、見解の相違(国内向け説明の相違)があるようです。
米中貿易戦争激化への懸念も続き、英国の合意なきEU離脱への警戒感やイタリア財政問題によるEUとの対立懸念、そして何より11月の米中間選挙に向けての警戒感などがリスク要因として株高円安基調の阻害要因ともなりえます。そして先進国最高金利となった米FF金利はさらなる利上げも当面予定されていることにより、ドル高地合いも進みやすいことがNY金やプラチナの押し下げ要因にもなり、円安効果を相殺することにもつながる可能性も否定できません。

フィリピンの東海上では台風25号、コンレイが勢力を強めているようです。
引き続き、台風への警戒感とともに、国内金価格とプラチナ価格の下値警戒感からも、まだ抜けきれません。

1日の国内金価格は+48円、1.04%の大幅高となって3日ぶりの反発。週明け時間外のNY金は先週末からはわずかに水準を下げて1190ドル台半ばで下げ渋り、為替は東京朝一から一段高の展開で一時113円80銭台までのドル高円安もやや上げ渋り。中国の9月製造業PMIが1年4カ月ぶり低水準となって好不況の節目50まで下げ、貿易戦争の影響も懸念される状態となったことによるリスク回避と、年初来高値で推移する日経平均の好調ぶりを好感するムードが交錯。強気相場入りに向けて堅調な流れが続く国内金価格は円安によるサポートのほうが強い局面にあり、株高円安の流れ一服も警戒されるところ。目先は4670円台から9月高値4680円の水準を超えることができれば一段高の展開も見込まれ、上値目標水準は4750円近辺まで。下方向にはほぼ水平状態の21日移動平均線(4619)が重要なサポートライン。割り込んでしまうと短期トレンド逆転も警戒される状態にも。

プラチナ価格は+33円、1.04%の大幅高で3日ぶりの反発。NYプラチナの週明けは820ドルを割れてジリ安の展開でスタート。トルコリラの反発にも連れて南アランドの反発基調も続いていることなどもサポート要因の一つに。国内価格は半年ぶりの90日移動平均線上抜けから揉み合いを経て反落も9日移動平均線(3174)にサポートされて再び90日移動平均線(3202)との攻防へ。これを突破して9月高値3231円も上抜けできれば一段高の展開へ、上値目標は7月高値(3265)と今年の下げ幅の38.2%戻し(3267)超えとなる3270円近辺まで。下方向には3160円の節目を割れると3100円近辺までの調整も。
※参考:金プラチナ国内価格10/1とチャート

2018年10月01日(月)時点の相場
国内金:4,668 円 10/1(月) ▲48(1.04%)
国内プラチナ:3,195 円 10/1(月) ▲33(1.04%)
NY金:1,196.2 ドル 9/28(金) ▲8.8(0.74%)
NYプラチナ:822.4 ドル 9/28(金) ▲12.1(1.49%)
ドル円:113.70 円 9/28(金) ▲0.29(0.26%)
→9/28(金)のその他主要マーケット指標

←ユーロ圏製造業PMI、9月の景況感改善はオランダのみ 10/02(火)
→コアPCEは4カ月連続2.0%で安定推移、9月は若干の加速も 09/29(土)
→ユーロ圏景況感指数は9カ月続落、1年3カ月ぶりの水準へと減速 09/28(金)
→中立金利は2.9%から3%へ、2020年までに利上げ打ち止め? 09/27(木)

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