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外出禁止令のユーロ圏、3月サービス業PMIは過去最低へ急落
更新日:2020年03月25日(水)
ユーロ圏サービス業PMI 2020年3月速報マークイット発表のユーロ圏PMIの3月速報値は事前から、かなりの悪化が予想され、中国の2月PMIの結果も見ていたこともあり、市場の反応は限定的にとどまりました。
製造業PMIでは、フランスが42.9で7年2ヵ月ぶり低水準も予想を上回り、ドイツも45.7と2カ月ぶり低水準にとどまり、予想を大きく上回る水準。結果、ユーロ圏としては40割れの予想もあったのに対して44.8。2012年7月(44.0)以来、7年8ヵ月ぶりの低水準とはなりましたが、財新発表の中国の2月製造業PMI40.3と比較すると浅めの急低下。

しかし、外出禁止令続出の3月ユーロ圏サービス業PMIはそうはいきません。
フランスが29.0、ドイツが34.5、ユーロ圏が28.4。いずれも2月の52ポイント台から急低下となって過去最低。
総合PMIとしては、フランスが30.2、ドイツが37.2、ユーロ圏としては31.4。フランスとユーロ圏は2月の51ポイント台からの急落でいずれも過去最低、ドイツは2月の50ポイント台からの急落で11年1ヵ月ぶりの低水準。

フランスでは17日正午から15日間の「外出禁止令」が発動されているのに対し、連邦制のドイツでは首相に全国的な外出禁止令を発令する権限がなく、地方政府ごとの対応。南部のバイエルン州では20日から2週間の外出制限、南西部のフライブルク市では21日から外出禁止令を発令、最も人口が多い西部ノルトライン・ウェストファーレン州でも同時期に外出禁止令発動の可能性、などが報じられてはいるものの、全国的な様子は不明。
外出禁止令の発動状況とその時期の差が、フランスとドイツのサービス業PMIの落ち込みの差となって表れているようにも見えます。

また、サービス業PMIではユーロ圏の数値がフランスを下回って最低となっているのは、最近の新型コロナウイルスの世界の感染動向の報道を見れば、だいたい理解できます。
3月後半のイタリアやスペインの動向や、フランスやドイツでも悪化方向の状況を見れば、3月確報値ではかなり悪化することが予想されます。

NY金・日足チャート 2020/2/19 - 3/2424日のNY金相場は4日続伸で+93.2ドル、5.95%の大幅高。2日連続で過去最大の上昇、2日合計で176.2ドル、11.87%の急騰。3月第2-3週にかけての急落分をわずか2日で取り戻し、3月9日(1675.7)以来、2週間ぶりの高値水準。前日の無制限QEをきっかけに、吹っ切れたような上昇局面はこの日の時間外いっぱいまで続き、欧州時間には一時1698ドルまで上昇し、3月9日につけた今年最高値1704.3ドルに次いで今年2番めの高値を記録。NY市場では米議会の新型コロナウイルス景気対策法案合意期待からリスク選好の流れが強まり、ダウが2000ドル超の急反発で過去最大の上げ幅(上昇率では1933年以来)を記録するなどして大幅調整となったものの、この日の変動値幅は137.5ドルとなり、過去最大の暴落となった2013年4月15日の159.9ドルに次いで約7年ぶりの大幅変動。安全資産としての買いが戻ってきた様子もありながら、ボラティリティは異常に高まる乱高下状態でもあり、不安定な値動きが警戒される状況にも。今朝の時間外には再び1700ドルの大台トライの動きにも。

NYプラチナ・日足チャート 2020/2/19 - 3/24NYプラチナは+74.2ドル、11.82%の大幅高となって3日続伸。時間外は金に追随、節目の660ドル台で揉み合いながらもこれを上抜けるとNY朝までに上値目安690ドルに到達。NY市場では株価の上昇に追随して700ドルの大台回復。3月16日にNY金とともに大底を打った可能性、しかしその後は金の急反発に追随し切れず、1週間遅れて3月23日、米株もいったん底打ちした可能性を示し、その後の急反発にようやくプラチナも追随して反発基調を強めたような展開に。NY引け後には730ドル台へと一段高となっており、今年の高安の38.2%戻し(747.2)が意識される展開にも。
金との価格差は前日の940.1ドルから959.1ドルへと拡大。

ドル円・日足チャート 2020/2/19 - 3/24ドル円は30銭弱、0.25%のドル高円安となって6日続伸。6日続伸は昨年11月以来、4ヵ月ぶり。6日合計での上昇率は5.12%となり、6日続伸以上での上昇率としては東日本大震災での円高からの回復局面となった2011年3-4月の10日続伸での5.74%以来、9年ぶりの急騰局面を形成。前日までのドル高の流れの巻き戻しとなった東京時間には110円10銭近辺まで、およそ1円の調整。この水準では底堅く、欧州・NY時間にかけては押し目買いとなって堅調推移、3月のリッチモンド連銀製造業指数が予想に反して+2.0と悪化していなかったことも好感され、株高の流れとともに一時111円70銭台まで上昇。今朝の東京市場では110円80銭近辺まで調整。3日連続111円台半ばで上値を押さえられる形にもなり、いったんはそれなりの調整も。109円がサポート候補となり、上方向に111円半ばを突破できれば112円20銭台の今年高値再トライへ。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/24終値とチャート

25日の国内金価格は+264円、4.33%の大幅高で3日続伸。2月27日(6364)以来、1ヵ月ぶりの高値水準。ドル円の調整が進まず、ドル高と株高に伴う円安の流れとなり、堅調推移が続くNY金と合わせて一段高の展開に。近年最高値圏、6300円台での保ち合いを形成した2月末の水準に並び、ダブルトップ形成か高値更新再トライか、という状況にも。NY金は1700ドルラインに、ドル円は111円台で上値を押さえられる状態にもなりつつあり、金高・円安で急騰してきた流れも金安・円高の大幅調整となる可能性も。

プラチナ価格は+287円、11.13%の大幅続伸。2008年11月25日(+391円、16.37%)、リーマンショック後の大底からの回復局面以来、11年4ヵ月ぶりの急騰となり、今回もコロナショックでの大底からの回復局面、となるかどうか。水準的には今年の高安の23.6%戻し(2776)を大きく上回り、38.2%戻し(2995)が次の節目として意識されやすい水準にも。短期的には2860円台の節目を上抜けつつあり、2920円台辺りまでが目先の上昇目安にも。
※参考:金プラチナ国内価格3/25とチャート

2020年03月25日(水)時点の相場
国内金:6,356 円 3/25(水) ▲264(4.33%)
国内プラチナ:2,865 円 3/25(水) ▲287(11.13%)
NY金:1,660.8 ドル 3/24(火) ▲93.2(5.95%)
NYプラチナ:701.7 ドル 3/24(火) ▲74.2(11.82%)
ドル円:111.33 円 3/24(火) ▲0.28(0.25%)
→3/24(火)のその他主要マーケット指標

←ドイツ3月IFO景況感は下方改定、主要業種は過去最大の急降下 03/26(木)
→コロナ対策第3弾は無制限QE、も株安止まらず金は過去最大の急騰 03/24(火)
→止まらない株安連鎖、リスク資産と化した金も乱高下 03/23(月)
→リーマンショック後のドル高と金安、とその反転 03/21(土)

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