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★金プラチナ短期相場観★

長期金利1.6%割れでドル円114円割れ、円安ピークアウトへ?
更新日:2021年10月28日(木)
ドル円×米10年債利回り 2021年10月27日9月から米10年債利回りとドル円はともに急騰局面を形成。10月初旬には小幅に押し目を形成しながらも両者の連動性は急速に強まる状態となっていました。
90日相関係数はさらに一段と強まる可能性もあり、そうなった場合、米10年債利回りが上昇再開となれば、1.6%台から1.7%台辺りまでの上昇も見込まれ、相関性を維持したドル円は、113円台まで、場合によっては114円台も視野に入ってくるような展開も、と想定されました。

果たして、米10年債利回りは10月21日には6ヵ月半ぶり高水準となる1.7%台まで上昇し、ドル円は18日に114円30銭台に到達、20日には一時114円70銭近辺まで、2017年11月6日以来、ほぼ4年ぶりのドル高円安水準まで上昇しました。

インフレ期待の上昇と早期利上げ観測への思惑などにより、長期金利上昇とドル高円安の流れが急速に進行してきましたが、ここに来て、過度のインフレ高止まりなどへの警戒感も高まり、逆に物価高が景気減速要因の一つとなるとの思惑などからピークアウト感も漂う展開となりつつあります。

ドル円×米10年債利回り 90日相関係数・長期推移 2021年10月27日10月初旬には0.46台と、それほど強くはなかったドル円と米10年債利回りとの90日相関係数は、今や0.8945。過去のピーク水準目前まで上昇してきました。
90日相関係数のピーク水準がそれほど長くは続かなかった過去の実績から、ドル円と米10年債利回りの同時上昇局面もピークアウトに近づいている可能性もありそうです。

NY金・日足チャート 2021/9/23 - 10/2727日のNY金相場は+5.4ドル、0.3%の反発。下ヒゲ陰線の翌日時間外は1790ドル台からの戻り売り先行、下げ止まり寸前の200日移動平均線(1794.3)を割れると小幅に急落、1790ドルを割れてロンドン市場では1780ドル台半ばまで下落。前日安値をギリギリ下回らずに切り返すと、米10年債利回りが1.6%割れへと低下基調を強めた流れに反応する形で反発、NY朝には1800ドルの大台にワンタッチ。カナダ銀行が量的緩和終了を表明し、利上げ時期前倒しを示唆したタイミングでは米10年債利回りも小反発し、1790ドル割れへと小幅に急落する場面もあったものの一時的にとどまり、NY午後には大台再トライとなって高値では1801ドルまで上昇。日足レベルでは下ヒゲ陽線となって200日線にもサポートされた格好にもなり、10月以降の上昇トレンドを維持。目先、短期保ち合いレンジを1790ドルから1810ドルへと縮小しての上方シフト、上抜け成功なら短期上値目標は7-8-9月高値1830ドル台後半から1840ドル近辺まで。下限を割り込めば調整局面入り、10月前半に下値を支えられ続けた1750ドル台までが下値目安に。

NYプラチナ・日足チャート 2021/9/23 - 10/27NYプラチナは-13.6ドル、1.32%の続落で10月12日(1011.7)以来、2週間ぶりの安値。金と同様、下ヒゲ陰線の翌日時間外は戻り売り先行の展開。1030ドル台前半での小幅揉み合いでこの日の高値1033.8ドルをつけて1030ドル割れへと下落基調スタート。90日移動平均線(1023.9)でもサポートされず、ロンドン市場では1020ドル割れ、前日安値も下回って1010ドル台前半まで下落。NY朝の反発局面では1030ドルに届かず、NY金の反発局面維持にも追随し切れず再反落。NY引けにかけてはこの日の安値1010.6ドルまで下落し、1030ドル台の節目割れに伴う短期下値目安1010ドル近辺にもしっかり到達。達成感から下値トライ一服とはなりやすいものの、1030ドルが目先の抵抗水準候補にも。

ドル円・日足チャート 2021/9/23 - 10/27ドル円は32銭のドル安円高、0.28%安となって3日ぶりの反落で再び114円割れ。東京朝の114円20銭台が高値となり、日経平均の下落基調にも連れて円高優勢の流れとなって午後には114円割れ、欧州時間には米10年債利回りの低下にも連れて113円50銭台まで下落。NY時間には9月耐久財受注が予想を上回ったことへの反応は限定的となり、その後米10年債利回りが1.5%台半ばへと一段安となったタイミングでは一時2週間ぶり安値となる113円30銭台まで下落。NY午後には自律反発も113円90銭に届かず、今朝の東京市場にかけては80銭台から70銭台へと軟調な展開にも。短期的には9日線(114.06)との揉み合いから下抜け、上値も切り下げる形となり、流れは軟調方向へと傾斜。目先は113円台半ばから114円20銭近辺までへと保ち合いレンジを縮小し、下抜けると調整幅拡大へ、9月安値(109.11)から10月高値(114.70)の38.2%戻し(112.56)近辺から112円台前半までが短期下値目安。上抜けへと切り返す展開となれば円安基調再開、短期上値目標は2017年3月高値115円50銭近辺まで。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場10/27終値とチャート

28日の国内金価格は-19円、0.26%の続落。若干の円高圧力を受け、短期上値目標7200円の大台到達後の調整局面が継続。移動平均線が上から昇順に並ぶ強気のパーフェクトオーダーを維持しながらも、9日移動平均線(7138)の失速感がそのまま短期トレンド一服感を示唆。過去最高値からの抵抗線が通過する7160円台まで再軟化、もう一段の下落となれば中長期保ち合い回帰の展開となる重要な攻防水準に。短期サポート候補としては9日線付近、9月安値(6764)から10月高値(7214)までの23.6%戻し(7108)近辺など。切り返して高値更新へと向かえば次の上値目標は7260円近辺まで。

プラチナ価格は-82円、1.99%の続落となって14日(4008)以来、2週間ぶりの安値。10月高値圏での小幅保ち合い下方ブレイクに伴う短期下値目安4040円近辺までしっかり下落し、9月安値(3536)から10月高値(4195)までの23.6%戻し(4039)も達成したことから、下げ止まってもおかしくはない水準にも。もう一段の調整となった場合には、4000円の大台や90日線(3990)などを突き抜けて38.2%戻し(3943)と10月半ばの押し目(3943)が重なる3940円台が次のサポート候補。
※参考:金プラチナ国内価格10/28とチャート

2021年10月28日(木)時点の相場
国内金:7,169 円 10/28(木) ▼19(0.26%)
国内プラチナ:4,034 円 10/28(木) ▼82(1.99%)
NY金:1,798.8 ドル 10/27(水) ▲5.4(0.30%)
NYプラチナ:1,019.3 ドル 10/27(水) ▼13.6(1.32%)
ドル円:113.82 円 10/27(水) ▼0.32(0.28%)
→10/27(水)のその他主要マーケット指標

←ユーロ圏景況感10月は予想外に上昇、過去2番めの高水準 10/29(金)
→リッチモンド連銀製造業指数も10月は急回復、雇用も回復基調 10/27(水)
→ドイツ10月IFO景況感、建設業以外は減速基調継続 10/26(火)
→三角保合い上抜けの攻防続く金価格、抜け出せば7600円台も? 10/25(月)

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