金プラチナ相場情報
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★金プラチナ短期相場観★

急騰局面一服の国内金、上昇チャネル上限からの調整余地も
更新日:2025年04月28日(月)
一定の急騰、急反落を繰り返し、足下では上昇チャネルの下限から上限ラインまで急騰し、一定の上昇幅をこなして最高値更新後には上限ライン付近での揉み合い状態となっている国内金価格。
通常なら、もう一段の調整局面形成、もしくは最近の傾向なら(最大では上昇チャネル下限ライン付近までの)急反落となってもおかしくはないところ。
ただし、その行方は揺れ動くトランプ関税の動向次第、という状況にも。
NY金は3330ドル近辺まで反発して週末を折り返し、週明け時間外には3350ドル手前まで急騰して失速すると3300ドル割れへと反落、相変わらずの乱高下相場が継続中。980ドルの節目との攻防が続くNYプラチナは週明け時間外にも980ドル近辺トライに失敗し、970ドル台前半へと小幅に軟調推移。ドル円は週末の143円70銭台から週明けも上値は143円80銭台までにとどまり、143円30銭台まで下押しする場面も。

国内金価格・日足一目均衡表 2025年4月28日28日の国内金価格は-183円、1.08%の反落で4月21日(16669)以来、1週間ぶりの安値。今年の絶対値平均騰落値幅139円を超える大幅変動での上下動となり、週末の上昇分を帳消しにしてさらに一段安、高値保ち合い崩れへ。強気相場を支えてきた9日移動平均線(16704)を10日ぶりに下抜けてパーフェクトオーダーも崩れてもう一段の調整へと向かいやすい状況に。16710円の節目割れに伴い16600円割れへ、16590円程度までが短期下値目安に。反発方向へは16880円が当面の上限、これを上抜けるようなら最高値更新再トライへ、17030円辺りまでが短期上値目標に。

一目均衡表では転換線(16671)を少し上回る水準を維持して三役好転をキープ。値幅的には4月安値(15235)から4月最高値(16990)の23.6%戻し(16576)辺りまでさ浅めのサポート候補に。調整局面がもう少し続けば38.2%戻し(16320)近辺も。遅行線で見ると、16400円近辺まで上昇する26日前の価格ラインがサポート候補に。

国内プラチナ価格・日足一目均衡表 2025年4月28日プラチナ価格は-9円、0.18%安で3日ぶりの反落。4820円の節目上抜けに伴う短期上値目標4900円の大台近辺到達後の一服のまま、小康状態に。節目との攻防状態にあるNYプラチナが週明けも膠着状態を維持する状況を反映。NYプラチナが大きく動き出せば追随する形での急変動も警戒され、短期間で5000円の大台超えの可能性もあれば、今年安値圏再トライへの可能性も。

一目均衡表では転換線(4839)と基準線(4845)を上抜けて一役好転。値幅的には61.8%戻しを繰り返してきた流れから、目先4900円台回復は十分想定可能。短中期的な流れとしては、上値切り下げのトレンドが続いた場合でも、いったん5000円の大台回復もありうる状況か。その過程で残り二役の状況が好転するようなことがあれば、短中期的なトレンドに変化の兆しも。日柄的には5月中旬にそのチャンスも。
※参考:金プラチナ国内価格4/28とチャート

2025年04月28日(月)時点の相場
国内金:16,691 円 4/28(月) ▼183(1.08%)
国内プラチナ:4,892 円 4/28(月) ▼9(0.18%)
NY金:3,298.4 ドル 4/25(金) ▼50.2(1.50%)
NYプラチナ:972.9 ドル 4/25(金) ▼7.4(0.75%)
ドル円:143.74 円 4/25(金) ▲1.19(0.83%)
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