金プラチナ短期相場観
スペイン国債利回りは危険水域へ
更新日:2012年5月29日(火)
スペインの10年債利回りが危険水域の7%近くまで上昇、一部国有化されたスペインの銀行大手バンキアの株価は過去最安値に。
財政健全化の成果の大半が借入れのための金利支払いに費やされることになり、健全化はますます困難に、との見方も。
「ローンもかなり返済したと思ったらまだ利子分しか返済できてなかった・・・」という悲しい庶民の現実と似ています。
NY市場は月曜、メモリアルデーの祝日で休場でしたが、金は時間外にわずかに上昇、1,530-1,600ドルのレンジ内半ばという状況は変わりませんが地合いはわずかに改善。上方向への期待値もやや上昇。プラチナもわずかに上昇してはいますが、状況変化にはあと一歩、というところでしょうか。
国内価格はドル円下落でやや下落してはいますが、昨日の金に続いてプラチナもレンジ内ながら流れは上方向に、という状況変化が見られます。
なお、ドル円も79-80円のレンジ内推移が続きますが方向性は円安方向優勢。
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- 2012年5月29日(火)時点の相場
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国内金 : 4,188 円 5/29(火) ▼9(0.21%) 国内プラチナ : 3,819 円 5/29(火) ▼6(0.16%) NY金 : 1,568.9 ドル 5/25(金) ▲11.4(0.73%) NYプラチナ : 1,426.5 ドル 5/25(金) ▲4.1(0.29%) ドル円 : 79.47 円 5/28(月) ▼0.18(0.23%)
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