金プラチナ短期相場観
米株急落で世界景気減速懸念
更新日:2012年6月22日(金)
ゴールドマン・サックスの売り推奨を受けてNYダウは今年2番めの下げ幅となる250ドル安、S&P、ナスダックも2%以上の下落。欧州株も売られ、世界景気減速懸念に拍車。
そのゴールドマン・サックスをはじめJPモルガン・チェース、シティグループなど米銀行大手はムーディーズにより2段階の格下げ。欧州大手含めて全15社が対象でクレディ・スイスは3段階の引き下げ。
商品市場では原油が今年安値となる80ドル割れ。
為替は米ドルの全面高。円も売り対象でドル円は5月中旬以来の80円台に。
米ドルへの逆相関と米追加緩和見送りの余波もありNY市場の金は3%以上の急落。
モメンタムも暗転、上昇目標消滅で下値メドは1,520ドル。上値抵抗として1,630ドル。
プラチナも追随して下落するも金ほどではなく、下値節目1,420ドル手前で下げ止まり。モメンタムはわずかに上方向維持。
国内の金も上昇目標いったん消滅、下値のメドは4,030円。上値抵抗4,320円。
但しドル円の上方視界が開けてきたことがサポート材料。
プラチナはなんとか状況維持で上値目標最大4,100円台あたり、サポートラインは3,780、3,680円。
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本日の金価格、プラチナ価格とチャート6/22
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- 2012年6月22日(金)時点の相場
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国内金 : 4,199 円 6/22(金) ▼64(1.50%) 国内プラチナ : 3,847 円 6/22(金) ▼19(0.49%) NY金 : 1,565.5 ドル 6/21(木) ▼50.3(3.11%) NYプラチナ : 1,438.6 ドル 6/21(木) ▼28.2(1.92%) ドル円 : 80.28 円 6/21(木) ▲0.74(0.93%)
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