金プラチナ短期相場観

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動き出したLIBOR集団訴訟

更新日:2012年7月31日(火)

バークシャー・バンクという米国の地方銀行がLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の不正操作よる損害賠償を求めて21の大手銀行を提訴したようです。提訴されたのはLIBORに関わるバークレイズ、バンカメ、シティグループや日本の三菱東京UFJ銀行、農林中央金庫など。
11支店を展開する地方の小さな銀行は地元のマンハッタン連邦地裁に訴えを起こし、LIBOR操作により金利収入が減少したとことによる損害賠償と、集団訴訟を率いる権利を求めているとのこと。
ニューヨーク州の中小金融機関を代表することを目指すようで、該当の金融期間は数百にものぼるそうです。

あちこちに飛び火すると大変なことになりそうです。今後のLIBOR訴訟問題の動向にも注目です。
LIBOR不正操作問題について

NY金は4日続伸で6月高値の1,634.2ドルに迫ってきていますが、ECB理事会とFOMC待ちで膠着状態が続きます。
プラチナも小幅に4日続伸も短期トレンド転換目前でやや足踏み状態。

ドル円の反落で堅調推移していた国内金価格も足踏み、4,300円台半ばを目標に上昇の流れ継続。サポートライン4,100円。
プラチナは3,700円台回復後、小動きでまだ弱気。

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2012年7月31日(火)時点の相場
国内金4,240 円 7/31(火) ▼26(0.61%)
国内プラチナ3,712 円 7/31(火) ▼1(0.03%)
NY金1,624.0 ドル 7/30(月) ▲6.0(0.37%)
NYプラチナ1,411.8 ドル 7/30(月) ▲3.6(0.26%)
ドル円78.17 円 7/30(月) ▼0.33(0.42%)

7/30(月)のその他主要マーケット指標

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