金プラチナ短期相場観

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南アフリカの鉱山労働者ストライキ問題に緩和の兆し、プラチナは急落

更新日:2012年9月18日(火)

プラチナ大手、英ロンミンの南アフリカ・マリカナ鉱山のストライキ問題で、労使交渉に進展が見え始めました。
労働者側が賃金要求の引き下げで合意した模様。波及していた他のいくつかの鉱山でも操業再開に向けて進んでいるようです。
プラチナの受給問題への懸念も緩和方向へ向かうことになります。
今のところ、南アフリカランドには動きが見られませんが・・・

NY市場、金は3日ぶりの小反落ながら1,770ドル台を維持。多少の押し目を挟む余地もありそうですが、次の目標地点として今年高値圏の1,790ドル~昨年9月以来の1,800ドル台を目指す展開か。
急激に買われ過ぎたプラチナは2.39%の大幅反落で直近ターゲットの1,670ドル台まで戻る調整相場。もう少し下落が進む可能性もあり、少し様子見状態。サポートラインは1,500ドル。

ドル高円安傾向のドル円は78円90銭辺りの上値抵抗を超えると上昇余地拡大、但し下落へのリスクも抱えたまま、19日の日銀会合の結果でどちらかへ動き出す可能性も。

3連休明けの国内金価格は3営業日続伸で目標地点4,600円をクリア。今週はドル円の動向に大きく左右されそう。
プラチナは4,400円台前半の目標到達後の反落。NYプラチナ続落とドル円急落による国内プラチナ大幅下落の最悪シナリオにも一応警戒。サポートラインは3,970円。

※相場の節目やターゲットについてはこちらのチャート:本日の金価格、プラチナ価格とチャート9/18も参考にご覧ください。

2012年9月18日(火)時点の相場
国内金4,619 円 9/18(火) ▲38(0.83%)
国内プラチナ4,357 円 9/18(火) ▼57(1.29%)
NY金1,770.6 ドル 9/17(月) ▼2.1(0.12%)
NYプラチナ1,672.6 ドル 9/17(月) ▼41.1(2.40%)
ドル円78.70 円 9/17(月) ▲0.34(0.44%)

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