金プラチナ短期相場観

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市場の注目はキプロス問題よりもFRBの出口戦略

更新日:2013年3月21日(木)

毎月850億ドルの債券購入継続を決めた米FOMC終了後の会見で、バーナンキFRB議長は米経済の緩やかな成長と雇用市場の改善傾向についても指摘、しかし失業率がなお高い水準にあること、雇用市場の改善が継続的に続くことの必要性を明確にアピール。
出口戦略の前倒しを検討する時期ではないことや緩和策の継続を明言したことで株高の流れを後押し、金価格の下落も最低限度に留めた形。
バーナンキ議長はキプロス問題にも言及し、財政と銀行資本の問題を抱える同国が政治的な圧力にもさらされており、困難な課題や不確定要素が多く、銀行預金課税についても非常に難しい問題とし、他国への影響も含めて不透明な状況であると指摘。
しかし・・・米経済への直接的な影響はない、との発言も市場の楽観を誘った様子。

銀行が1週間以上営業停止となっているキプロスでは、既に資金繰りに困った会社や個人もいるはずです。再開予定の来週26日以降に、キプロス国民が銀行窓口に殺到することは避けられないと思われますが。

NY市場、金は5日ぶり反落。しかし1,600ドルの大台を維持して厚めのレジスタンス1,620ドルへの再チャレンジとなるか。サポートラインは1,570ドル。
リスクオン傾向の流れに乗るプラチナは大幅反発。前日の大幅下落分を取り戻す展開で方向感が定まらない気迷い相場の様相も。下落メドとしては1,520ドル程度まで、上方向の節目は1,600ドル付近。

ドル円も再び高値圏、96円台の攻防へ。サポートラインは95円10銭。
※参考:金プラチナ価格とドル円 NY市場3/20終値とチャート

祝日明けの国内、金は続伸。気が付けば2月中旬以来の水準。ドル円の今年高値圏への再チャレンジとともに国内金も2月7日につけた最高値5,242円まであと100円。
プラチナもわずかに続伸も流れは売り優勢。今年高値の5,445円からは既に6.9%も下落。当面の下値メドとしては4,980円付近が意識されるものの、やや下げ止まり感も。チャート的には三角保ち合いの傾向が強まってきており、もうじき上下どちらかへ大きく動き出す可能性も。
※参考:金プラチナ国内価格3/21とチャート

2013年3月21日(木)時点の相場
国内金5,142 円 3/21(木) ▲24(0.47%)
国内プラチナ5,072 円 3/21(木) ▲3(0.06%)
NY金1,607.5 ドル 3/20(水) ▼3.8(0.24%)
NYプラチナ1,582.5 ドル 3/20(水) ▲27.1(1.74%)
ドル円96.00 円 3/20(水) ▲0.84(0.88%)

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