金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

純金積立で年利換算41%?

更新日:2020年7月9日(木)

純金積立・月間平均購入単価と購入重量 2020年6月2010年1月から月間積立額1万円で純金積立を継続していた場合、

2020年7月9日までの積立総重量=270.3251グラム。
月額手数料を250円と設定した場合の手数料合計=31750円。
平均購入単価=4925.3円(手数料込み)。
過去最高値となった7月9日時点での買取価格6802円/グラムで全て売却した場合の売却額=1,838,751円。
損益=+537,001円。
年利換算=41.252%。

ドルコスト平均法で、ほったらかしの純金積立では、10年を超えるとこういうこともあります。
【注】手数料などの諸費用、積立額の口座引落しタイミングや売却タイミングなど諸条件によって金額に若干の変動はあり得ます。

なお、同じ条件で2019年1月から純金積立をスタートしていた場合、
平均購入単価は5884.6円、合計重量は32.5474グラムとなり、本日売却した場合の損益は+26,638円。
年利換算では、13.678%。
ドルコスト平均法で、継続期間たった1年半でも、時にはこういうこともあります。

NY金・日足チャート 2020/6/3 - 7/88日のNY金相場は+10.7ドル、0.59%高で4日続伸。2日連続で今年高値を再更新、2011年9月14日(1826.5)以来、8年10ヵ月ぶり高値水準での一段高。NY市場では一時1829.8ドルまで上昇し、1800ドルの節目超えに伴う短期上値目標1830ドル程度にきっかり到達。前日の株価調整から一転、下げればしっかり押し目買いの展開で米株主要3指数は揃って反発、ナスダックは2日ぶりの最高値更新。米国の新型コロナウイルス感染者数が300万人を超えようが、1日当たりの新規感染者数が6万人を超えようがおかまいなし。GAFAMに牽引されての米株高基調とともに、長期間の低金利見通しと緩和的金融政策継続見込みを背景に金の先高感もまだまだ続きそうな勢い。この日はリスク選好の株高・ドル安・円安の流れのなかでもユーロドル急騰に牽引されてドル安急進となったNY朝に1820ドル超へと急騰。引け後には1820ドル割れへとやや調整の動きにも。短期的には目標水準到達に伴う一服感も、目先は1800ドルの大台ラインが心理的にも短期サポート候補、中期的には1770ドル台が当面のサポート。短期的には予想されないものの、仮に高値更新できない日々が長期化し、調整幅拡大の展開となった場合に1770ドルを割れると、3月安値からこの日の高値までの23.6%戻し(1740.4)が下値目安に。

NYプラチナ・日足チャート 2020/6/3 - 7/8NYプラチナは+20.8ドル、2.41%の大幅高で3日続伸。6月1日(901.1)以来、5週間ぶりの高値水準。米株高基調に支えられ、金の上値トライに追随し、NY朝に860ドル台から880ドル台へと20ドルの急騰。NY午後には一時890ドル手前まで上値を伸ばして880ドル付近へと一服状態。レンジを拡大する逆ペナント型の三角保ち合い上限を振り切っての上値トライへの流れは継続し、6月1日以来、5週間ぶりに200日移動平均線(875.7)超え。中期的な地合回復に向けたチャンスで、短期上値目標910ドル前後までもう少し水準を切り上げることができればその可能性も高まることにも。ただし、牽引役のNY金の一服感が重石に。

ドル円・日足チャート 2020/6/4 - 7/8ドル円は25銭程度のドル安円高、0.24%の反落。東京朝につけた高値は107円70銭台、今週は連日この水準で上値を押さえられる展開。欧州時間にかけては107円半ばでの小幅もみ合いとなって下げ渋る展開も、NY時間には米株高主導でリスク選好の流れとなってドル安と円安が進行。ドル円ではドル安の勢いが勝って107円20銭近辺まで軟調推移。結果的に90日移動平均線(107.56)に6日連続で上値を押さえられ、20日移動平均線(107.25)に連日下値を支えられる状態。20日移動平均線割れの場合には107円割れへ、106円台後半までは下値を切り下げやすい展開にも。上方向には90日移動平均線を上抜けできれば108円付近までの上昇余地も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場7/8終値とチャート

9日の国内金価格は+24円、0.35%高となって5日続伸。7月1日の6734円、8日の6778円に続き7月に入って3度め、連日の過去最高値更新。5日続伸以上は今年5回め、5月以降で4回、前回は7月1日までの8日続伸。7月2日のみ反落となり、6月22日以降の14営業日中、13営業日で上昇。このうち8日間で過去最高値を更新。NY金の上値目標トライによって引っ張り上げられた格好となり、短期上値目標6780円前後を突き抜けて過熱感も急上昇、反落警戒感も高まる状態に。6月安値6473円からこの日までの上昇幅の23.6%戻し(6724)近辺までが控えめな調整目安に。

プラチナ価格は+31円、0.98%高で3日続伸。6月10日(3194)以来、1ヵ月ぶりの高値。保ち合い上限3100円の節目突破に伴う上値トライの流れが加速、堅調推移となって3220円前後の上値目標に向けてもう一息。やはり、牽引役の金価格の達成感、反落警戒感が目先の重石に。
※参考:金プラチナ国内価格7/9とチャート

2020年7月9日(木)時点の相場
国内金6,802 円 7/9(木) ▲24(0.35%)
国内プラチナ3,182 円 7/9(木) ▲31(0.98%)
NY金1,820.6 ドル 7/8(水) ▲10.7(0.59%)
NYプラチナ884.0 ドル 7/8(水) ▲20.8(2.41%)
ドル円107.28 円 7/8(水) ▼0.26(0.24%)

7/8(水)のその他主要マーケット指標

失業者数の減少ペースは月間300万人 7/10(金)

純金積立で年利換算41%? 7/9(木)

米求人件数は5月に急増、それでも1500万件超の求人不足 7/8(水)

ドイツ製造業受注は5月に急回復もコロナ前からは30%減 7/7(火)

感染第2波懸念でも株高、国内金価格には高値警戒感も 7/6(月)


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