更新日:2025年12月20日(土)
ミシガン大の米消費者信頼感指数は12月確報値で52.9。速報の53.3からは下方改定となったものの、過去2番めの低水準となっていた11月の51.0からは反発。
現況指数は過去最低となっていた速報の50.7から50.4へとさらに下方改定。期待指数も速報からは小幅下方改定ながら、続伸で4ヵ月ぶり高水準。
過去最悪の現況を期待感で下支え、期待先行で底打ちの可能性も。
一方、欧州委員会の12月ユーロ圏消費者信頼感指数は-14.6。市場予想の-14.0を下回り、11月の-14.2からは小幅に低下。ゆるやかな回復基調が続くなかでやや減速。
トランプ関税の影響で今年春にかけて急速に悪化した米国の消費者信頼感。ユーロ圏でもその影響を受けて春には悪化、ただしその度合いは限定的となって回復基調も進行。
米国の消費センチメントはユーロ圏とは逆行する形で春以降も不安定な展開に。
ユーロ圏に大きく水をあけられた米国の消費センチメントの回復動向においては、年末になってようやく底打ち、反発への可能性だけは示唆した格好。
19日のNY金は+22.8ドル、0.52%の反発。終値ベースでは2日ぶり、今年51回めの最高値更新。アジア時間に4360ドル台から4340ドル割れへと安値をつけて折り返し、ロンドン・NY朝にかけてゆっくりと巻き戻し、NY朝のドル安局面をきっかけに一段高トライ。しかし、取引時間中の最高値更新は2日連続とはならず、少し勢いが足りず、高値では4390ドル手前までで失速するとNY引け後には4370ドル割れへ。下ヒゲを残して最高値更新再トライへの思惑と前日の4400ドル突破に伴う一服感との交錯状態のような格好にも。クリスマス・ウィークとなる次週、静かに過ごすか、急変動か。4300ドルから4350ドルまでが浅めのサポ-ト帯にも。
週間ベースでは+59.0ドル、1.36%の続伸。
NYプラチナは+57.7ドル、2.94%高で7日続伸。2008年7月以来17年5ヵ月ぶり高値圏での急騰局面継続。7日続伸は4月以来、8ヵ月ぶりで今年2回め。アジア時間には1970ドル台から一時1920ドル割れへと急落、中国マネーの巻き戻しとなって調整局面入りか、と思われた流れは続かず。元の水準へと戻してロンドン・NY朝にかけては1970ドル近辺での小幅保ち合いに。NY市場では金の急騰局面に追随する形で上値トライ再開、前日アジア時間に失敗した2000ドルの大台回復トライに成功するとNY午後には2020ドル台まで上昇。NY引け後も2010ドル台を維持して高止まり。17年半ぶりとなる2100ドル台も意識される状況にも。
週間ベースでは+256.1ドル、14.53%の続伸。2020年3月23日からの週(+119.1ドル、19.13%)、コロナ禍以来、5年9ヵ月ぶりの急騰。
ドル円は+220銭、1.41%の大幅反発で1月14日(157.96)以来、11ヵ月ぶりの高値。東京朝の155円50銭台が安値となり、織り込み済の日銀利上げ決定を受けて155円80銭近辺から小幅に乱高下、安値圏再トライ後には156円トライ、156円を挟んでの揉み合い状態から、植田日銀総裁会見を経て一段高トライへ。「中立金利も今後の利上げペースも不明」の円安サポート発言により、欧州時間には157円台へ、157円30銭近辺で一服後、NY市場では一時157円半ばでの小幅保ち合いからNY終盤には70銭台へ。当面利上げなし、との思惑から156円の節目を突破、これに伴う短期上値目標158円台を目指す流れが急伸。1月の今年高値圏158円半ば辺りまで、もう少しの上昇余地を残してクリスマス・ウィークへ。
週間では+193銭、1.24%の続伸。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場12/19終値とチャート
2025年12月20日(土)時点の相場
国内金:23,745 円 12/19(金) ▼24(0.10%)
国内プラチナ:10,542 円 12/19(金) ▲153(1.47%)
NY金:4,387.3 ドル 12/19(金) ▲22.8(0.52%)
NYプラチナ:2,018.6 ドル 12/19(金) ▲57.7(2.94%)
ドル円:157.76 円 12/19(金) ▲2.20(1.41%)
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