更新日:2026年2月2日(月)
気まぐれな中国マネーに翻弄される貴金属価格は最高値を更新し続けた流れが一服、流入してきた流れが今度は逆流。
一斉に流出した流れで銀価格は月末に過去最大の下げを記録し、NY金もプラチナも近年最大レベルの急落に。
円安サポートも焼け石に水となって国内価格も急落の2月スタート。
4900ドル近辺で週末を終えたNY金の週明け時間外は戻り売りの様相、週末安値4700ドルを下回って一時4600ドル近辺トライ、その後は4700ドルの攻防へ。NYプラチナも週末の2100ドル台後半から軟調気味、週末安値1980ドルこそ下回らないものの2000ドル台での揉み合い、大台維持をかけた攻防へ。ドル円は週末の154円70銭台から週明けには80銭台へと切り上げて155円トライ、155円半ばまで上昇後は155円前半を中心に保ち合いへ。
2日の国内金価格は-2916円、9.92%の大幅続落で1月20日(25944)以来、2週間ぶりの安値。下落率では2013年4月16日(-618円、12.50%)以来、12年9ヵ月ぶり、リーマンショック以降では2番めの急落。下落幅は今年の絶対値平均騰落値幅500円の5.8倍となり、RSIも90%台から50%台へと急降下。27420円の節目割れに伴う短期下値目安27300円程度を突き抜け、今年安値(24244)から最高値(29568)の23.6%戻し(28312)どころか38.2%戻し(27534)、半値戻し(26906)も達成し、61.8%戻し(26278)も射程圏内に。
一目均衡表では転換線(28017)、基準線(26657)をまとめて下抜けて一役逆転。短中期的には10月末安値(21210)から最高値(29568)の38.2%戻し(26375)付近に到達。この近辺でサポートされないようだと半値戻し(25389)も意識され、10月末以降の上昇ペースから逸脱して急騰した分を巻き戻して従来のサポートライン付近で落ち着く可能性も。
プラチナ価格は-2524円、17.65%の大幅続落となって年初からの上昇分を全て吐き出してマイナス圏へ。12月22日(10995)以来、6週間ぶりの安値。14150円の節目割れに伴う短期下値目安14000円の大台近辺を素通り、下落率ではコロナ禍での11%台などを大きく超えてリーマン後では最大の急落。今年の絶対値平均騰落値幅は507円、12300円台への反発もありうるものの、11200円近辺への続落も。
一目均衡表では急落の転換線(11775)と基準線(12775)を一気に下抜けて一役逆転。遅行線は現状維持でも今週末には急騰する26日前の価格ラインを下抜けることになり、二役逆転をかけた攻防が目前に。短中期的には10月後半安値(8211)から最高値(15007)の半値戻し(11609)付近に到達。この近辺でサポートされないようだと61.8%戻し(10807)も意識され、そうなれば今週末には雲の上限との攻防状態となる可能性も。
※参考:金プラチナ国内価格2/2とチャート
2026年2月2日(月)時点の相場
国内金:26,465 円 2/2(月) ▼2,916(9.92%)
国内プラチナ:11,775 円 2/2(月) ▼2,524(17.65%)
NY金:4,745.1 ドル 1/30(金) ▼609.7(11.39%)
NYプラチナ:2,121.6 ドル 1/30(金) ▼496.7(18.97%)
ドル円:154.77 円 1/30(金) ▲1.67(1.09%)
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