更新日:2026年2月21日(土)
米商務省が発表した10-12月期のGDP速報値は前期比年率+1.4%。市場予想の+3.0%を大きく下回る低調な結果に。
10-12月期のコアPCE速報値は前期比年率+2.7%。市場予想の+2.6%を上回り、インフレ鈍化は予想よりもスローペース。
同じタイミングで発表された米12月のPCE価格指数は前年比+2.90%。市場予想の+2.8%を上回り、前月から+0.08%の続伸で1年9ヵ月ぶりの高水準。
食品とエネルギーを除くコアPCEは前年比+3.00%。これも市場予想の+2.9%を上回り、前月から+0.17%の続伸で1年8ヵ月ぶりの高水準。
住宅とエネルギーを除くサービス業の価格指数、SPコアPCEサービス価格は前年比+3.37%。前月から+0.07%の続伸で4ヵ月ぶりの高水準。
セクタ別では、モノの価格が前年比+1.7%。前月から+0.2%の続伸で2年8ヵ月ぶりの高水準。サービス価格は+3.4%。9月から横ばい推移、4年半で最低タイも下げ渋り。
2025年末のインフレは、四半期ベースでも単月ベースでも、総合でもコア指数でも、予想以上に下げ渋り。
ダラス連銀発表のトリム平均PCEは前年比+2.44%。前月から-0.07%、4ヵ月続落で2021年8月(2.26)以来、4年4ヵ月ぶりの低水準。
クリーブランド連銀のメディアンPCEは前年比+2.95%。前月から-0.05%、4ヵ月続落で2021年9月(2.84)以来、4年3ヵ月ぶりの低水準。
一部の商品やサービスでのインフレ高騰が主要インフレ指数を押し上げた様子。
20日のNY金は+83.5ドル、1.67%の反発で2月11日(5098.5)以来、1週間ぶりの高値。アジア時間には5000ドル近辺の安値をつけ、5010ドル台を中心とした小幅保ち合いから徐々に堅調推移、ロンドン序盤には5050ドルの節目との攻防へ、NY朝にはPCEの上振れに対してGDPの下振れで5070ドル台へ。その後は米最高裁によるトランプ関税の違法判断を受けて乱高下、一時5010ドル割れから切り返して5090ドル台へと反発、NY引け後には5100ドル超え、高値では5130ドルまで上昇。5050ドルの節目突破に伴う短期上値目標5170ドル近辺まで、もう少しの上昇余地。
週間ベースでは+34.6ドル、0.69%高で3週続伸。
NYプラチナは+107.3ドル、5.19%の反発で2月4日(2176.7)以来、半月ぶりの高値。アジア時間に2060ドルの安値をつけて反発へ、ロンドン序盤には2120ドルの節目を超えて一服、NY市場では米指標結果や最高裁のトランプ関税違法判断などを受けての上下動で徐々に水準を切り上げる形となってNY午後には2100ドル後半へ、NY引け後にかけても堅調局面継続のNY金に追随、高値では2180ドル台まで上昇。2120ドルの節目突破に伴う短期上値目標2200ドルの大台回復トライが進行、もう少しの上昇余地も。
週間ベースでは+98.9ドル、4.76%高で4週ぶりの反発。
ドル円は+7銭、0.05%の小幅高で3日続伸。2月9日(155.88)以来、10日ぶり高値圏を維持しての保ち合いに。東京朝に154円80銭台から155円台へと水準を切り上げると午後にかけては155円台を維持して155円30銭台までのレンジで保ち合いに。欧州時間には保ち合い上限を若干切り上げる形で155円60銭台の高値をつけ、NY市場では第4四半期GDP速報の下振れと12月PCEの上振れを受けて上下動、トランプ関税の違法判断にはドル売りで反応、ただし154円70銭台の安値では下げ渋る形となってNY終盤には155円ちょうど近辺へ。153円60銭の節目突破に伴う短期上値目標156円近辺まで、若干の上昇余地も。
週間ベースでは+232銭、1.52%の反発。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場2/20終値とチャート
2026年2月21日(土)時点の相場
国内金:27,146 円 2/20(金) ▲168(0.62%)
国内プラチナ:11,124 円 2/20(金) ▲17(0.15%)
NY金:5,080.9 ドル 2/20(金) ▲83.5(1.67%)
NYプラチナ:2,176.0 ドル 2/20(金) ▲107.3(5.19%)
ドル円:155.03 円 2/20(金) ▲0.07(0.05%)
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