更新日:2026年3月3日(火)
2026年2月のユーロ圏製造業PMIは50.8。
前月から+1.3の続伸で昨年8月(50.7)、10月(50.0)に続いて節目50以上を回復。2022年6月(52.1)以来、3年8ヵ月ぶりの高水準。
原動力となったのは、ドイツ。
ドイツが2022年6月(52.0)以来、3年8ヵ月ぶりに節目50超を回復したことが、ユーロ圏を押し上げ。
<ユーロ圏製造業PMIランキング-2006年2月>
1.ギリシャ:54.4=前月比+0.2、3ヵ月続伸で半年ぶり高水準。
2.アイルランド:53.1=前月比+0.9、3ヵ月ぶりの上昇で7ヵ月ぶり高水準。
3.ドイツ:50.9=前月比+1.8の続伸で3年8ヵ月ぶり高水準。
4.オランダ:50.8=+0.7の反発で2ヵ月ぶり高水準。
5.イタリア:50.6=+2.5の大幅続伸で3ヵ月ぶり高水準。
6.フランス:50.1=-1.1の反落で3ヵ月ぶり低水準。ユーロ圏では唯一、前月から下落。
7.スペイン:50.0=+0.8の反発で3ヵ月ぶりの節目50回復。
8.オーストリア:49.4=+2.2の反発、3ヵ月連続節目50割れも、3ヵ月ぶり高水準。
ドイツは昨年12月(47.0)時点でのユーロ圏最下位から急上昇。
2022年前半まで、長らく最上位圏でユーロ圏経済をけん引してきたドイツはその後最下位グループへと低迷、ユーロ圏経済の足を引っ張る状態が継続。
2月はギリシャ、アイルランドを除くその他グループのなかで最上位に浮上、ようやく局面打開の兆しに。
政府のインフラ刺激策と防衛費拡大が貢献との見方が有力。
2日のNY金は先週末から+63.7ドル、1.21%の続伸。終値ベースで最高値となった1月29日(5354.8)以来、1ヵ月ぶり高値圏での一段高。週末のイラン情勢悪化を受けて週明け時間外に急騰、5230ドルの節目突破に伴う短期上値目標5380ドル辺りに到達し、5400ドル超えでは一服。しかしイラン側の報復攻撃、ホルムズ海峡封鎖や原油価格高騰などから警戒感も高止まり、ロンドン序盤には5430ドル台の高値をつけ、NY朝にかけても5400ドル台で高止まり。NY市場では有事のドル買いの勢いが強まり、米長期金利も上昇、さらには米2月ISM製造業景況指数の予想外の好結果などもあり、巻き戻しの流れとなって安値では5270ドル台まで下落。それでもNY午後には5340ドル台へと反発。目先、短期上値目標5380ドル近辺再トライ余地も残しながら、5190ドルが当面の下値サポート。これを割り込むようなら5000ドルの大台近辺までを目安に調整へ。
NYプラチナは-58.6ドル、2.47%の反落。週明け時間外はNY金に連れる形で2400ドル台へと上昇スタートも、反落スタートの米株に引っ張られる形で失速、しかし株価の反発に連れての急騰では2450ドルの高値をつける場面も。不安定な展開で2400ドルを挟んでの上下動を経てNY市場では金の巻き戻し局面に追随、2260ドル台の安値をつけてNY午後には2310ドル台へと反発。結果的に2340ドルの節目突破に伴う短期上値目標2430ドル程度にもしっかり到達して巻き戻し。2380ドルが目先の上限となり、2230ドルまでのレンジで保ち合い形成の様相にも。再度上限突破なら上値トライ再開で短期上値目標は2530ドル近辺まで。下限割れの場合には2100ドル近辺までを目安に調整。
ドル円は+121銭、0.78%の続伸で1月22日(158.42)以来、1ヵ月半ぶりの高値。東京朝に155円90銭近辺の安値をつけて反発すると有事のドル買い優勢の展開へ。156円80銭台まで上昇後には156円10銭台までの下押しも東京市場終了時には157円トライ、157円を挟んでの揉み合いを経てNY朝には米10年債利回り上昇とともにドル買い再開、157円半ばへと水準を切り上げ、ISM製造業景況指数の上振れを受けて157円70銭台まで一段高。NY午後には157円前半へと失速も157円台を維持。結果的に156円40銭の節目突破に伴う短期上値目標157円台前半に到達。目先、短期的には一服感も、年末からここまでの主要レンジ155円から157円近辺までの上限付近に位置し、さらに水準を切り上げるようなら短中期トレンドにも変化の兆しとなり、今年高値159円半ばを超えて160円台へと向かう可能性も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/2終値とチャート
3日の国内金価格は+104円、0.25%の続伸。1月29日(29568)以来、1ヵ月ぶりで今年10回めの最高値更新。RSIは64.5%と過熱感はなく、目先はイラン情勢次第の状況にも。有事のドル買い、金買い圧力が高まってきた流れで今しばらくは高止まりの可能性も、事態収束方向への可能性などが報道されるようになれば、巻き戻しの流れが急速に進行することにも。今年ここまでの絶対値平均騰落値幅は529円。平均レベルで予想される変動範囲は29000円近辺から30200円程度まで。
プラチナ価格は-347円、2.67%の反落。12440円の節目突破に伴う短期上値目標12530円程度を突き抜けての急騰から、行き過ぎ分の大半を巻き戻し。13000円の大台超えへと切り返すことができれば反発局面再開、短期上値目標は13100円程度まで。12300円の節目割れの場合には反発局面一服となって調整へ、短期下値目安は12150円辺りまで。
※参考:金プラチナ国内価格3/3とチャート
2026年3月3日(火)時点の相場
国内金:29,612 円 3/3(火) ▲104(0.35%)
国内プラチナ:12,650 円 3/3(火) ▼347(2.67%)
NY金:5,311.6 ドル 3/2(月) ▲63.7(1.21%)
NYプラチナ:2,314.9 ドル 3/2(月) ▼58.6(2.47%)
ドル円:157.33 円 3/2(月) ▲1.21(0.78%)
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