更新日:2026年3月23日(月)
イラン戦争4週め。48時間以内の「ホルムズ海峡解放」を要求するトランプ大統領。さもなくば主要「発電所を爆撃」、との脅しに対してイランは逆に「完全封鎖」と威嚇。さらに中東地域の米国およびイスラエルの「エネルギー、情報技術、海水淡水化インフラのすべてを標的」にする、と徹底抗戦の構え。
イラン戦争とホルムズ海峡封鎖は、そう簡単には収束が見込めそうにない状況が続きます。
ホルムズ海峡危機に伴う原油価格の高止まりも続き、これに伴うインフレ懸念も止まらず。利下げフェーズ再開が既定路線だったはずの米FRBの金融政策に対して、市場は利上げの可能性も意識し始める状態に。梯子を外された格好で金価格の調整局面も止まらず。
週明け時間外のNY原油は一時101ドル超へ急騰。NY金は4320ドル付近まで急落後に4430ドル台へと下げ渋り。NYプラチナは1820ドルの安値をつけて1880ドル台へと切り返し。ドル円は159円40銭台まで小幅に急騰後は159円ちょうど付近まで下押し、159円前半での保ち合いに。
23日の国内金価格は連休前から-2378円、8.74%安となって7日続落。1月9日(24658)以来、2ヵ月半ぶりの安値。7日続落は2024年12月以来、1年3ヵ月ぶり。下落率は今年の絶対値平均騰落率1.93%の4.5倍、2月2日(-2916円、9.92%)に次いで1ヵ月半ぶり、今年2番めの急落。12年11ヵ月でも2番めの急落。RSIは16.8%まで急低下、2024年8月7日(RSI:14.5、価格:12153)以来1年7ヵ月ぶりの低水準。当時その後は急反発。90日移動平均線(25427)も2024年9月19日(価格:12866)以来、1年半ぶりに下抜け。
一目均衡表では転換線、基準線(27727)の急落とともに雲の上限(27415)から下限(26077)をまとめて下抜けて三役逆転。10月末安値(21210)から最高値(29612)の半値戻し(25411)も達成。61.8%戻し(24420)も意識される水準に。ダブルトップの下限割れに伴う想定可能な下値目安は、29612(3/3)-26266(2/18)=3346、26266(2/18)-3346=22920円。
プラチナ価格は-888円、7.81%の大幅続落。今年安値を更新して12月18日(10389)以来、3ヵ月ぶりの安値。揉み合いの9日移動平均線(11611)と21日移動平均線(11761)がレジスタンスとなっての戻り売り局面が加速。11300円の節目割れに伴う短期下値目安11090円辺りを突き抜け、90日移動平均線(11048)も大きく下抜け。90日線割れは2025年5月19日(価格:5016)以来、10ヵ月ぶり。
一目均衡表では三役逆転状態が継続。基準線(11742)や雲の下限(11709)がレジスタンスとなって上値を押さえられ、遅行線も26日前の価格ラインにぶつかって揉み合いから再度下抜け。10月安値(8211)から最高値(15007)の61.8%戻し(10807)を達成し、次に意識される節目は1万円の大台から76.4%戻し(9815)。今年安値更新で戻り売り局面加速の構図となり、N計算値から想定可能な下値目安としては、最高値(15007)から2月安値(10670)の下落幅=4337、12997(3/2)-4337=8660円。
※参考:金プラチナ国内価格3/23とチャート
2026年3月23日(月)時点の相場
国内金:24,841 円 3/23(月) ▼2,378(8.74%)
国内プラチナ:10,486 円 3/23(月) ▼888(7.81%)
NY金:4,574.9 ドル 3/20(金) ▼30.8(0.67%)
NYプラチナ:1,970.5 ドル 3/20(金) ▲26.8(1.38%)
ドル円:159.24 円 3/20(金) ▲1.53(0.97%)
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