金プラチナ短期相場観 2013年3月

金プラチナ短期相場観

6ヶ月続落回避の金相場、1,600ドルラインの攻防続く

更新日:2013年3月30日(土)

29日はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で主要市場は休場。週末、月末、四半期末、日本では年度末も重なる3月が終了。
NY金相場は週間ベースで11.3ドル、0.7%の下落で1,600ドル割れ。2週続伸後の反落。
月間では2012年10月から今年2月まで5ヶ月続いた下落の流れがようやくストップ。16.7ドル、1.06%の上昇に。
1,600ドルを挟んだレンジ相場の攻防は4月に持ち越しへ。

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キプロスの銀行は無難に再開、それでも燻るユーロ不安

更新日:2013年3月29日(金)

2週間ぶりの営業再開となったキプロス国内の銀行、大きな混乱も伝えられず無事やり過ごしたことにはやや意外感もありますが、1ヶ月続くと見られる資本規制や大口預金の扱いなど、不安材料は継続。キプロスの銀行預金の何割かは既に流出しているとも言われます。

キプロス危機の余波は他のユーロ圏重債務国への波及も懸念され、スロベニアでも銀行の不良債権が膨らみ、支援要請するのではないかとの観測もあります。
ま...

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「異次元」緩和織り込み過ぎの日銀金融政策決定会合への期待は剥落へ

更新日:2013年3月28日(木)

日銀新体制への過度の期待は、ハードルを上げ過ぎたうえに、その期待自身もやや剥落し始めているように見えます。
臨時会合への期待も敢え無くスルー、来週3-4日の金融政策決定会合での「異次元」緩和政策の内容次第では、既に円安の勢いをなくし、徐々に円高方向へと傾き始めた為替市場、さらなる円高へと加速する懸念も浮上。

正副新総裁が正式就任した20日以降、ドル円相場は96円から94円台前半まで1.6%...

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調整相場一服でリスク選好の流れ再開か

更新日:2013年3月27日(水)

キプロス情勢が問題を抱えながらも一応の前進を見たこと、米国の経済指標の堅調さもリスク選好の流れへのサポート材料となったようです。
米国の耐久財受注は増加し、新築住宅販売件数こそ減少したものの、ケース・シラー住宅価格指数は前年比伸び率が2006年6月以来となる大幅上昇。
米経済の回復状況を見る上で重要な2つの指標、雇用と住宅関連の改善傾向が目立つようになりつつあります。

NYダウは14日以...

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キプロス・ショックの余波

更新日:2013年3月26日(火)

無理矢理、解決にこぎつけた形のキプロス問題は、10万ユーロの小口預金者は救済したものの、それ以上を預金保険対象外とし、その損失は30%とも言われ、キプロスの銀行預金のこの部分の多くを占めるロシアの損失は40億ユーロとも言われます。
きっと、小口預金者にとっても他人事とは思えないことでしょう。
キプロス中銀は、銀行の営業再開予定を26日から29日に延期し、主要銀行のATMからの引き出し上限を1日...

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