金プラチナ短期相場観 2013年6月

金プラチナ短期相場観

ともに歩んだ株高・円安の2013年上半期

更新日:2013年6月29日(土)

アベノミクス期待による株高・円安が進行した2013年前半が終わりました。この6ヶ月間は日経平均の上昇とドル円相場の円安が同時進行し、景気回復への期待も高まる半年間とも言えそうです。
日経平均とドル円の月足チャートを並べて見ると、非常に似通った動きをしてきたことがよくわかります。
年明けからともに上昇し続け、5月に高値をつけて反落、6月に調整を終えて反発へ、という状態で6月を終了。5月と6月の陰...

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リスク資産の混乱一服で金は1,200ドル割れ

更新日:2013年6月28日(金)

NYダウが3日続伸、欧州株も3日続伸、中国株も落ち着きの兆しを見せ始め、8週間続いた「魔の木曜日」を脱した日経平均も2日連続での大幅高へと推移中。懸念された米国の長期金利上昇も2.6%台から2.5%割れへ、一時騒がれた日本の10年債利回りの乱高下も最近では0.85%付近ですっかり落ち着きを取り戻した様子。
本格的なグレートローテーションの流れ再開とドル高傾向再開となる中で、金価格の下落が一際目立...

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魔の木曜日は終焉へ

更新日:2013年6月27日(木)

インドルピーは史上最安値更新が続き、昨日は介入実施も下げ止まらずに1ドル=60ルピー台へ。バーナンキ・ショックからチャイナ・リスク、新興国リスクを背景にこのところリスク回避傾向が進んでいましたが、NYダウは2日続伸と持ち直しの気配。中国市場も上昇スタートしたことを受けて日経平均も200円超の上げ幅での推移が続いているようです。
先週まで、8週間続いた日経平均の「魔の木曜日」もようやく終焉へと向か...

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9ヶ月続伸に赤信号、ドル円は月足でも反落濃厚

更新日:2013年6月26日(水)

昨年10月から今年5月末まで、月間ベースでの上昇が8ヶ月連続で続いたドル円相場は今月、ようやくその連続記録に終止符が打たれようとしています。分岐点は5月終値100円42銭。現在の97円台後半から残り3日で3円近くの上昇は、株価に連動しやすい今の流れでは非常に厳しい状況と言えそうです。

昨年9月末の77円90銭台から8ヶ月後の5月末には100円40銭台。22円50銭の上昇、上昇率にして28.8...

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FRBのQE解除懸念でBRICSは協調行動へ?

更新日:2013年6月25日(火)

チャイナリスクにブラジルのデモ、インドルピー安、南アフリカランド安などに代表される新興国の問題は、いずれも、もともと低調だった景気状態がFRBのQE縮小、いずれ解除、という見通しを受けて過剰反応を示し出した市場の煽りを受けているようです。
かつてBRICSと言われて伸びゆく新興国の代表ともてはやされたブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカはいずれも景気減速や後退、自国通貨安に株安などが加速し...

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