金プラチナ短期相場観 2013年8月

金プラチナ短期相場観

金相場とドル円、夏の終わりの転換点

更新日:2013年8月31日(土)

暑い暑い夏がようやく終わり、明日から9月。気温の低下に逆行し、市場はヒートアップの可能性も高まる9月。重要指標や重要イベント目白押しの9月が始まる前に、このひと夏の相場を振り返ります。
2013年夏場の金・プラチナ、為替、主要株の騰落率推移
この夏場、7月以降の2ヶ月間で最も上昇したのは金。2位のプラチナとデッドヒートを演じながら10%超の上昇となり、8月後半にプラチナをかわしてトップへ。
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シリア情勢のトーンダウンと米GDP上振れも流れは反転し切れず

更新日:2013年8月30日(金)

英議会のシリア軍事介入否決、カナダ首相も不参加表明、イタリアも国連安保理承認なしでの介入不参加を既に表明など、同盟国の不参加表明続出のなか、米国単独での介入の可能性は残るものの、もしそうなった場合でも規模的にも限定的との見方が強まり、シリア情勢へのリスクはトーンダウンしつつあるようです。

そんな流れに加えて、昨日夜間の米4-6月期のGDP改定値が、市場予想の2.2%を大きく上回る2.5%とな...

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金相場、今年最長の上昇トレンドもそろそろ終わりのはずが

更新日:2013年8月29日(木)

今年、金相場は米国の量的緩和縮小観測を受けて下落トレンドが継続。6月末には1,200ドル近辺まで下げて年初来では28%もの下落となりました。これが当面の底値となり、7月以降上昇トレンドに転じています。量的緩和縮小を織り込み始め、強弱入り交じる米経済指標の結果に緩和縮小時期の先送り観測なども背景にありそうです。それでも9月のFOMCでは縮小開始を決定し、否が応でもある程度の軟調推移は必至。FRBが縮...

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今年のトレンドに逆行するリスク回避局面は今がピークか

更新日:2013年8月28日(水)

米国は、シリアのアサド政権による化学兵器使用の証拠を近々公表するのではないかと見られます。その後軍事介入、ということになりそうな状況へ。地政学リスク懸念増大により、市場ではリスク回避の流れが進みます。株が売られ、円とスイスフランが買われ、金も買われる流れは、これらがセーフヘブンとして健在であることを証明します。
NY原油価格も年初来高値を更新し、NY金相場の7月以降の上昇率はプラチナを抜き去りま...

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QE縮小に向けた不透明感に地政学リスクへの警戒感も

更新日:2013年8月27日(火)

それでなくとも最近の米経済指標の低調ぶりが、織り込み始めていたQE縮小開始への不透明感をぶり返し始めていたところへ、シリア情勢への警戒感という地政学リスクが加わった形。混沌とする市場にリスク回避ネタが追加されてしまった格好で、NYダウも終盤に急落、日経平均も朝から軟調推移、ドル円もリスク回避の円高傾向が強まる展開に。

シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとケリー米国務長官が断定。米国・西側...

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