金プラチナ短期相場観 2014年7月

金プラチナ短期相場観

猛暑の夏、米経済回復基調の力強さ確認フェーズへ

更新日:2014年7月31日(木)

米商務省が発表した第2四半期GDP速報値は、前期比年率+4.0%となり、予想の+3.0%を大きく上回りました。ネガティブ・サプライズとなっていた第1四半期の-2.9%も-2.1%へと修正され、寒波の影響による落ち込みもそれほど酷くはなかったことになり、上半期の成長率は+0.9%に。また、2013年下期は+3.4%から+4.0%へと上方修正。これに伴い、2013年通年でも+1.9%から+2.2%へと...

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久々に注目度高まるジャクソンホール

更新日:2014年7月30日(水)

本日は米FOMC2日め。今回は声明文発表のみでイエレン議長の会見がなく、資産買入れ規模の縮小も予定通りと見られることで注目度はやや低下。既に7月9日に公表された前回分FOMC議事要旨において、10月のFOMCで資産買い入れ完全終了をほぼ合意していることが明確となり、年末に向けて出口戦略に関する市場へのメッセージを検討中とされ、むしろ焦点は後者のほうへと移行中。

米国の利上げ開始時期へのヒント...

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日経平均とドル円の関係修復へ?相関係数にも下げ止まり感

更新日:2014年7月29日(火)

昨日、28日月曜日、日経平均は終値で15,500円台を回復。1月23日以来、半年ぶりの高値水準となり、今朝も15,600円台へとさらに上昇、堅調推移が続きます。国策相場に支えられた昨年、仲良く上昇トレンドを描いてきたドル円相場は、いまだ101円台。今年最安値圏での推移から抜け出せない状況が続きます。

6月以降、完全に袂を分かつ状態となった日経平均とドル円の関係は、完全に冷め切った関係になって...

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ビッグマック指数から見た日本の物価と為替の円安度合い

更新日:2014年7月28日(月)

先週、英経済誌エコノミストからビッグマック指数が発表されました。世界共通の食品であるビッグマックを同じ価値のものとして、各国の価格を比較することで算出される理論上の為替レートと、実際の為替レートとの差を比較する指標としても注目され、近年では年2回、定期的に発表されます。
ドル換算ベースで世界一ビッグマックが高い国はノルウェー。米国の4.8ドルに対してノルウェーでは7.76ドル。米国よりも高く、上...

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不安定な地政学リスク動向に安全資産の金は乱高下の可能性も

更新日:2014年7月26日(土)

この週末は地政学リスクによるリスク回避の流れが優勢となり、欧米株安、債券高(金利低下)、リスク通貨売りドル買い円買い、そして金も買われる展開に。
ウクライナとロシアとの緊張感も高まり、ウクライナは、ロシア領土内からの砲撃を受けたとするのに対し、ロシアでは逆にウクライナ側から国境を超えてロシア領土内に着弾し負傷者も出ているとの報道もあり、非難合戦の様相。欧州委員会による対ロシア制裁強化の可能性も高...

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