金プラチナ短期相場観 2015年1月

金プラチナ短期相場観

頭一つ抜け出した金相場、今年も出だしは好調?

更新日:2015年1月31日(土)

年初の1カ月が終了し、金相場はここまで100ドル弱の大幅上昇。この年末年始2カ月間の騰落率推移を比較すると、株価も為替も乱高下が続く団子状態にあり、そのなかでNY金相場は頭ひとつ抜け出した形になっています。年初来騰落率(=1月の月間騰落率)でもDAXの9.06%上昇と並び群を抜く状態。昨年1月もリスク回避の流れとなったことで金だけが上昇し、その他リスク資産は全面安。1月の金相場は2年連続での独歩高...

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米新規失業保険申請件数は15年ぶりどころか40年ぶりの低水準へ

更新日:2015年1月30日(金)

昨日米労働省が発表した新規失業保険申請件数は26.5万人となり、ここ最近の30万人前後での推移から大きく減少し、2000年4月15日までの週の25.9万人以来、およそ15年ぶりの低水準。ただし、祝日も1日含んでおり、何らかの特殊事情による影響も想定されなくもありません。しかし、この水準が続くようなことがあれば、15年ぶりどころか40年ぶりの低水準も目前という状況になります。


25.9万人...

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利上げに向かう既定路線を示したFOMC、しかし流れはドル安円高

更新日:2015年1月29日(木)

FOMC声明文では、経済活動は「緩やかな」ペースから「しっかりとした」ペースへと加速し、労働市場は「力強い雇用の増加」と「失業率の低下」を伴ってさらに改善、原油安に伴うエネルギー価格の下落が「家計の購買力を押し上げ」ているというFRBの認識を示し、金融政策正常化(利上げ)に向けて「忍耐強い(patient)」アプローチが必要となることを表明。

タカ派寄りの声明文を受けて米株は急落、NYダウは...

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金とプラチナの価格差逆転の背景に通貨不安

更新日:2015年1月28日(水)

スイス中銀が自国通貨スイスフランの対ユーロ上限を撤廃してスイスショックとなった15日、NY金相場とプラチナ相場の価格が逆転。その後じわじわと価格差を拡大し、今朝時点ではその差27.4ドルとなっています。この影響により、翌16日には国内の金価格とプラチナ価格も逆転し、その差130円で金価格がプラチナ価格を上回る状態となりました。
NY金とプラチナの価格差逆転は2013年4月以来のことで、当時は20...

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200年に一度の猛烈寒波で月末のNY市場もフリーズ!?

更新日:2015年1月27日(火)

米北東部は猛吹雪となり、ニューヨーク州など4州では非常事態宣言となっているようです。主要道路の閉鎖や航空便の欠航など交通機関は乱れ、学校は休校。200年に一度とも言われるような猛烈な寒波襲来の影響で、NY市場でも決算発表の延期やNY市場自体も臨時休場となる可能性もあるのだとか。
折しもマーケットはユーロ絡みの混乱状態から、ギリシャ総選挙を経て反緊縮派の急進左派連合チプラス党首が新首相に就任(最終...

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