金プラチナ短期相場観 2015年6月

金プラチナ短期相場観

ギリシャとユーロ、利上げと金

更新日:2015年6月30日(火)

ギリシャのデフォルト観測の高まりとともに世界同時株安の流れとなり、NYダウは今年最大の下げ幅となる350ドルもの下落で2月2日以来、ほぼ5カ月ぶりの安値水準となり、下落率1.95%は昨年10月以来8カ月ぶりの急落。NASDAQも2.4%、英FTSEも1.97%、ドイツDAXに至っては3.56%の下落で一時5%近くの大幅下落となる場面も。S&Pによるギリシャの格下げとユーロ圏離脱確率50%との見通し...

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ギリシャショックに上値限定、プラチナにも必要な忍耐と平静さ

更新日:2015年6月29日(月)

チプラス首相は28日夜、ギリシャ国民に対して「この先しばらくの間求められるのは忍耐と平静さだ」と演説しました。銀行預金や賃金、年金支払いが保証されることを訴え、ATMに殺到した国民に落ち着くよう諭し、自らにも平静さを取り戻すように言い聞かせているようです。
ELA(緊急流動性支援)の上限据え置きにより、最後の資金調達手段を失ったギリシャの銀行は7月6日まで休業となり、29日午後にはATMの稼働は...

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グレグジットを問う国民投票へ、ブレグジットにフレグジットも?

更新日:2015年6月27日(土)

ある程度予想されたことながら、不運(風雲)急を告げる展開となってきた月末のギリシャ。
債権団側が救済策の5カ月延長などを提案し、ドイツのメルケル首相は「債権者は譲歩したから今度はギリシャの番」、しかしギリシャ側は「提案を受け入れられない」と平行線状態が継続。
「プランB」についても協議されるのではないか、とも見られる27日土曜日のユーロ圏財務相会合を翌日に控え、ユンケル欧州委員長は「明日はギリ...

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米5月個人消費支出は6年ぶり高水準で物価動向のサポート材料に

更新日:2015年6月26日(金)

米商務省が発表した5月の個人消費支出は市場予想の前月比+0.7%を上回る0.9%の増加となり、3カ月連続上昇で2009年8月以来5年9カ月ぶりの高水準となりました。自動車販売台数の伸びが牽引し、高額商品需要も安定推移の状況で、4-6月期GDPの回復傾向に大きく寄与することになりそうです。アトランタ連銀のGDPナウでは早速この日、2.0%から2.1%へと予想値が引き上げられました。

FRBのイ...

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形成逆転で下値警戒感高まるNY金、NYプラチナは反発へ?

更新日:2015年6月25日(木)

4日続落のNY金と続伸のNYプラチナ。短期的とは言え、珍しく正反対の動きとなっています。先週の大幅上昇から今週は大幅続落となってにわかに下値警戒感も高まるNY金に対して、週明けの大幅下落で6年ぶり安値更新後の反発基調で底入れの可能性すら感じさせる動きとなりつつあるNYプラチナ。
楽観と悲観の狭間で揺れるギリシャの債務協議のように、日々めまぐるしく形成が切り替わるような状況となっています。

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