金プラチナ短期相場観 2017年6月

金プラチナ短期相場観

利上げ観測急浮上の英国、消費者信頼感指数はEUとの形成逆転

更新日:2017年6月30日(金)

金融政策正常化と緩和縮小に向けた流れが米国からカナダ、そして欧州大陸へと飛び火した6月末。
欧州では今週、ユーロ圏のドラギECB総裁に続き、気まぐれなカーニー英BOE総裁からも出口論を煽る発言が聞かれ、英国でもにわかに利上げ観測が急浮上。
5対3で現状維持を決定した英国の6月金融政策委員会(MPC)では現状維持を支持したホールデン委員はこの日、「生活費上昇を抑制するために利上げを真剣に考えなく...

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「刺激策の一部解除へ」カーニーBOE総裁も金融政策正常化へ

更新日:2017年6月29日(木)

前日のドラギECB総裁に続き、この日はカーニーBOE総裁も金融政策正常化に向けての出口論に言及。
カーニーBOE総裁は28日、英国経済の回復に連れてBOEは利上げの必要性が生じる可能性があり、「向こう数カ月のうちに討議」することを表明し、「金融刺激策の一部解除へ」と向う公算があることなどを示しました。
8名中3名が利上げを支持した2週間前の金融政策委員会(MPC)の後、カーニー総裁は先週時点で...

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「デフレ圧力はリフレへ」ドラギECB総裁が金価格も下支え

更新日:2017年6月28日(水)

注目されていたイエレンFRB議長の発言ではタカ派的な見解はほとんど示されず、やや期待はずれに。代わりにタカ派発言が聞かれたのがドラギECB総裁。
ECBによる刺激策はなお必要、としながらもユーロ圏の景気回復の兆候を指摘し、「デフレ圧力はリフレへ」と変わったと発言。
これをきっかけにユーロが急騰し、ロンドン、NY市場にかけて一方的に買われるとユーロドルは前日の1.1180ドルから1.1330ドル...

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米5月耐久財受注下振れでフラッシュ・クラッシュの金も下げ渋り

更新日:2017年6月27日(火)

米商務省が発表した5月耐久財受注は前月比-1.1%。市場予想の-0.6%程度を下回り、4月の-0.9%よりも悪化、2か月連続のマイナスで半年ぶりの低水準となりました。3カ月平均では3月時点での+1.4%から5月には+0.1%へと大幅失速。
変動の激しい輸送機器を除いた数値では前月比+0.1%。10カ月ぶり低水準へと落ち込んだ4月の-0.5%からはプラス圏へと改善したものの、市場予想の+0.4%を...

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金価格は4800円後半、プラチナは3500円前半の重要水準との攻防

更新日:2017年6月26日(月)

2017年上半期も残すところ1週間、国内金価格はこの6カ月間で166円値上がりし、+3.57%の上昇率となっています。いっぽうのプラチナ価格は71円値を下げて-1.95%の下落、今年前半は対称的な展開となりました。

国内金価格は2015年後半以降、概ね4500円から4800円までを主要レンジとした保ち合い推移が続いてきましたが、今年前半はその上限となる4800円ラインをはさんでの保ち合い状態...

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