金プラチナ短期相場観 2018年7月

金プラチナ短期相場観

ユーロ圏景況感指数は7月も下げ止まらず、7カ月続落

更新日:2018年7月31日(火)

欧州委員会が発表した7月のユーロ圏景況感指数(ESI)は112.1。市場予想の112.0はわずかに上回ったものの、6月の112.3からは小幅に低下。昨年8月(111.6)以来、11カ月ぶりの低水準。
17年2カ月ぶり高水準となった昨年12月の115.2がピークとなり、今年1月から7カ月続落。下半期、第3四半期スタート月でも下げ止まりませんでした。

それでも3月(112.8)以降の低下幅は-...

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金価格は長期トレンド分岐点、遅行線は雲の下限との攻防

更新日:2018年7月30日(月)

国内金価格は、長期上昇トレンドに変調をきたす分岐点に差し掛かっています。
2016年以降の下値サポートラインを今朝、わずかに割り込んだ状態となっています。
年初から続く下落トレンドでは、6月から急落局面を形成し、昨年12月以降の下値を切り下げるサポートラインも若干割り込んでおり、一時的な売られ過ぎの状態からの反発も予想される状態でもあります。

しかし反発しきれなければ、一時的なサポートラ...

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ドル安誘導成功?高水準となった米4-6月期GDPも上振れなし

更新日:2018年7月28日(土)

米商務省が発表した第2四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で+4.1%。ほぼ市場予想どおりの結果となりました。第1四半期の+2.2%(+2.0%から上方修正)からは大幅上昇し、2014年第3四半期(+4.9%)以来、3年3四半期ぶりの高成長となっています。
税制改革の影響もあり、個人消費と企業の設備投資が押し上げられ、中国の対米輸入関税発動前の大豆の駆け込み需要増等もあり、輸出も拡大...

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ECB無風通過でドル買い戻し、ドルインデックスの攻防ライン

更新日:2018年7月27日(金)

26日のECB理事会では、主要政策金利を0.00%に据え置き、年内に債券買い入れを終了する方針も維持。そして、少なくとも2019年夏までは政策金利引き上げはない、との見通しも維持しました。
また、ドラギ総裁会見では、今年前半の成長鈍化は昨年後半の異例の高成長に対する反動に由来するもの、との見方を示しました。貿易問題に関しては、米EU間での協議進展を良好な兆候とし、しかし内容を見極めることは時期尚...

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ドイツIFO企業景況感指数低下は止まらず、期待指数は8カ月続落

更新日:2018年7月26日(木)

7月のドイツIFO企業景況感指数は101.7。市場予想の101.5を上回ったことが好感されて一時ユーロ買い優勢の展開となりました。
しかし、6月の101.8からは0.1ポイント低下し、昨年3月(101.5)以来1年4カ月ぶりの低水準となっています。現況指数は6月の105.2から7月は105.3へと0.1ポイント上昇しましたが、期待指数は6月の98.5から7月は98.2へと0.3ポイント低下。期待...

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