金プラチナ短期相場観 2019年10月

金プラチナ短期相場観

FOMCは「適切に行動」削除、3回の予防的利下げでいったん中立へ

更新日:2019年10月31日(木)

「予防的」利下げと言える最大値ともされる3回目、3会合連続の利下げを市場では98%超織り込んだ状態で迎えたFOMC。
果たして0.25%の利下げでFF金利誘導目標は1.50-1.75%へと引き下げられ、3会合連続利下げで1年5カ月ぶりの低水準となりました。
わずか1年半の間に3回の利上げと3回の利下げという慌ただしい金融政策の変更もこれで一服、となる可能性も示唆したようです。

声明文では...

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消費者信頼感指数下振れで予防的利下げ正当化、で次回は?

更新日:2019年10月30日(水)

コンファレンスボードが発表した10月の消費者信頼感指数は125.9。市場予想の128を下回り、9月の126.3からも小幅に低下、3カ月連続の低下となって6月(124.3)以来4カ月ぶりの低水準。
年初の急低下から、上下動を繰り返しながらも上昇傾向を維持してきた流れにも、やや変調をきたす兆候のようにも見えます。
景気見通しが鈍化し、米景気拡大への原動力となってきた個人消費にも、暗雲が漂い始める状...

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シカゴ連銀全米活動指数は過去平均を下回る低迷状態継続

更新日:2019年10月29日(火)

米9月のシカゴ連銀全米活動指数は-0.45となり、8月の0.15から急反落で予想外のマイナス圏。4月(-0.84)以来5カ月ぶりの低水準。
昨年12月以降の10カ月間でプラス圏となったのはわずかに2回だけ。3カ月平均では8カ月連続のマイナス圏、6カ月平均でも同様で過去平均を下回ることを示すマイナス圏での低迷状態が続きます。

構成4指数も全てマイナス。生産・所得指数が8月の0.19から9月は...

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プラチナ価格は9年半ぶり急反発で4年越しの下降チャネル脱出へ

更新日:2019年10月28日(月)

国内プラチナ価格は10月28日時点で前月末から75円上昇。残り3日間で3440円を下回らなければ5カ月続伸。5月末の2981円からここまで+534円、1カ月当たり100円超ずつ上昇してきたことになります。
5カ月続伸となれば、2010年4月(2009年10月から7カ月続伸)以来、9年半ぶり。世界金融危機からの回復局面以来の急反発局面を形成しています。

ただし、上値を見れば2015年10月高...

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ドイツIFO景況感、期待指数と製造業の反発で底入れに望み

更新日:2019年10月26日(土)

IHSマークイットが前日発表したドイツの製造業PMI、総合PMIの10月速報値が底入れの可能性を示したのに続き、IFO経済研究所がこの日発表したドイツ企業の景況感指数でも、10月は底入れの可能性を示す結果となりました。
景況感指数は8月に94.3と6年9カ月ぶり低水準を記録して小反発、9-10月は94.6で横ばい推移。現況指数も8月に97.4で4年9カ月ぶり低水準。9月には98.6へと反発も10...

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