金プラチナ短期相場観 2020年6月

金プラチナ短期相場観

ユーロ圏景況感指数も続伸で6月は過去最大の急騰

更新日:2020年6月30日(火)

欧州委員会が発表した6月のユーロ圏景況感指数は75.7。市場予想の80.0を下回るも、11年1ヵ月ぶりで過去2番めの低水準となった4月の64.8からは続伸。
5月の67.5からは+8.2ポイントとなり、2009年8月(前月比+4.6)を10年10ヵ月ぶりに大幅に上回って過去最大の急騰。
製造業も10年11ヵ月ぶり低水準となった4月からは2ヵ月連続の反発基調となり、サービス業は4-5月の過去最低...

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感染者1000万人超、米250万人超。株高警戒感から金は一段高も

更新日:2020年6月29日(月)

米ジョンズ・ホプキンス大学公表データによれば、世界で確認された新型コロナウイルス感染者は28日に累計1000万人を突破し、死者数も50万人を超えました。このうち米国の感染者は250万人を超え、死者数も12万5千人超。感染者数も死者数も世界全体の4分の1を占める状態となっています。
感染第2波懸念と経済活動再開の停止、景気回復基調の鈍化懸念などが先週後半から高まりつつあり、高値警戒感も強まっていた...

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コアPCEは9年4ヵ月ぶり低水準、低インフレの底打ち確認できず

更新日:2020年6月27日(土)

米商務省が発表した5月の個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)で、食品とエネルギーを除くコアPCEは前年比+1.02%。小数点以下2桁で比較すると、4月の+1.04%からも小幅に低下し、3ヵ月連続の低下。2011年1月(1.02)以来、9年4ヵ月ぶりの低水準となり、リーマンショックから世界金融危機の頃の低インフレ期以来の低水準となっています。
商品価格は4月の前年比-2.0%から5月は-2....

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四半期平均で過去最高値更新へ、NY金の6月末の攻防

更新日:2020年6月26日(金)

6月25日時点でNY金の四半期平均価格は1722.3ドル。
過去、四半期平均価格で1700ドルを超えたのは意外にも2回だけ。1度めは2011年第3四半期の1703.6ドル。世界金融危機からの回復に向けて金価格が先行して上昇した時期。米国債の格下げをきっかけに8月に急騰、9月初旬には史上最高値となる1900ドル台を記録も9月後半には1600ドル台へ急落と乱高下状態。
比較的安定推移で1700ドル...

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IMF世界経済見通し-4.9%に下方修正、プラス成長は中国のみ

更新日:2020年6月25日(木)

IMF(国際通貨基金)が発表した2020年の世界経済成長見通しは-4.9%。ある程度予想されたことながら、4月時点の-3.0%からは1.9%の大幅引き下げ。
COVID-19パンデミックへの対策として、主要各国が数ヵ月に渡って経済活動をほぼ停止状態としたことによる代償は、予想以上に大きくなりそう、という状況を示す数値となったようです。
世界経済は今年、リーマンショック後の世界金融危機となった2...

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