金プラチナ短期相場観 2021年2月

金プラチナ短期相場観

コアPCE4ヵ月ぶり高水準、トリム平均では4年9ヵ月ぶり低水準

更新日:2021年2月27日(土)

米商務省が発表した1月の個人消費支出は前月比+2.4%となり、7ヵ月ぶりの大幅増。個人消費が米経済回復の牽引役であることを示す好調ぶり。感染急減とワクチン接種拡大とともに今後に向けた明るい材料となりそうです。
市場が注目する個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は1月に前年比+1.45%となり、続伸となって昨年2月(+1.84)以来11ヵ月ぶりの高水準。市場とFRBが注目する、食品とエネルギ...

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回復基調のユーロ圏景況感指数、牽引役ドイツを上回る国々

更新日:2021年2月26日(金)

欧州委員会が発表した2月のユーロ圏景況感指数は93.4。市場予想を上回り、1月からは1.9ポイント上昇。コロナ後では最高となって昨年3月(95.3)以来、11ヵ月ぶりの高水準。依然として長期平均の100、昨年2月の104.0などを大きく下回りますが、停滞気味だった回復基調が再びゆっくりと進行し始める様子も。
業種別では製造業が-3.3となって2019年5月(-2.7)以来、1年9ヵ月ぶりの高水準...

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動き始めたドル円?否、ドル円の変動値幅は10年間で最小

更新日:2021年2月25日(木)

ドル円は昨年まで続いたドル安円高の流れが終わり、年初にトレンド転換。ドル高円安への流れがスタートした可能性が高まりつつあります。
値動きが縮小していたドル円がようやく動き出したかのような錯覚を受ける場面もありますが、1日あたりの変動値幅を見ると、年間平均では2月24日までの時点で0.501円。昨年の0.704円からは大幅縮小、2019年の0.553円も下回り、直近10年では最小となっています。
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米欧格差、消費者信頼感指数では欧州優勢でユーロ高ドル安へ

更新日:2021年2月24日(水)

コンファレンスボード発表の米2月消費者信頼感指数は91.3となり、1月の88.9から上昇。小幅に続伸となって11月(92.9)以来、3ヵ月ぶりの高水準。新型コロナの感染者数の減少、ワクチン接種の拡大にバイデン政権の追加経済対策期待なども加わり、消費センチメントの回復をサポートしたようです。
若干のタイムラグはあるものの、2月半ばに発表されたミシガン大消費者信頼感指数の2月速報値では続落となって半...

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ドイツIFO景況感2月は期待急騰、製造業は2年3ヵ月ぶり高水準

更新日:2021年2月23日(火)

米・英に遅れをとりながらもワクチン接種も徐々に進行し、ドイツでも景気回復への期待が高まります。
2月のドイツIFO企業景況感指数は92.4となって4ヵ月ぶりの高水準。現況指数は4ヵ月ぶり低水準となった1月の89.2から2月は90.6へと小幅上昇にとどまりましたが、期待指数は94.2となって10月(95.1)以来4ヵ月ぶりの高水準。不確実性指数も6ヵ月ぶり高水準となった1月の66.0から2月は65...

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