金プラチナ短期相場観 2021年12月

金プラチナ短期相場観

失業保険継続受給者数も4週移動平均100%回復まで残り16万

更新日:2021年12月31日(金)

米国ではオミクロン株の割合がデルタ株を上回り、コロナ感染がまたしても爆発的に拡大するなかでも労働需要は依然として堅調を維持。
25日までの週の新規失業保険申請件数は19.8万件。予想外の20万件割れは11月20日までの週(19.4)、12月4日までの週(18.8)に続いてコロナ後3度目。
トレンドを示す4週移動平均でも19.925万件となり、コロナ後初の20万件割れ。1969年10月25日まで...

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実質金利マイナス圏推移が続けばNY金は来年も高止まり?

更新日:2021年12月30日(木)

米10年債利回りは12月28日の1.48%台から、29日には1ヵ月ぶり高水準となる1.5%台へと急騰。これを受けてNY金は1800ドル台から一時1790ドル割れへと急反落。しかしNY引けにかけてはドル安の流れにもサポートされて1800ドル台を回復。
また、期待インフレ率(BEI:Break Even Inflation rate)が2.50%から2.53%へと上昇したことによって、実質金利が-1...

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米地区連銀製造業雇用指数は2021年末にピークアウトの兆し?

更新日:2021年12月29日(水)

米主要地区連銀の製造業景況指数は2021年夏場にかけて急回復し、その後は回復基調も減速傾向となってピークアウトを示唆する状況となっています。そのなかで雇用指数も急速な回復が続き、雇用逼迫状態も見られる状況にもなって2021年末にかけてピークアウトの兆しも見られるようです。

この日発表された12月のリッチモンド連銀製造業指数は16となり、市場予想の11を上回って前月比+4.0、7月(27.0)...

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2022年インフレ懸念は過去最高、共和党が推進役?

更新日:2021年12月28日(火)

米国の金融政策正常化への道筋が示された2021年も残りあとわずか。FOMCメンバの予想中央値でも3回の利上げが予想される2022年。その利上げの背景となるインフレ高止まりが懸念される状況は年末まで続きます。
NY連銀が発表した11月消費者調査の結果によれば、1年後のインフレ期待中央値は6.00%。10月の5.65%から一段と上昇し、13ヵ月連続の上昇。5月に4.00%に達して以降は7ヵ月連続の過...

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2021年国内金価格、年間平均では過去最高値更新

更新日:2021年12月27日(月)

国内金価格、2021年12月は前月比+106円、1.48%の反発で終了。
月末価格7259円は5月(7322)以来、7ヵ月ぶりで今年2番めの高値。3ヵ月連続での7000円超。3ヵ月連続7000円超となるのは過去最高値を更新した2020年7-9月以来。
年末価格としては前年比+428円、+6.3%で3年連続上昇。年末価格として7000円を超えるのは史上初、過去最高値を更新。
年間平均価格は69...

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