金プラチナ短期相場観 2022年2月
混迷のウクライナ情勢に市場は乱高下、国内金は5日連続最高値
更新日:2022年2月28日(月)
ロシアによるウクライナ侵攻5日め、首都キエフを始めウクライナ国内各地での戦闘が続くなか、欧米はロシアの一部銀行に対するSWIFT排除、プーチン大統領は戦略核戦力の警戒態勢引き上げ、双方の領空閉鎖など制裁とその対応の応酬も続き、二転三転したウクライナとロシアの二国間協議も日本時間月曜朝時点ではウクライナとベラルーシとの国境付近での協議に合意。本日中には市場の警戒感が大きく緩和されるか、さらに悪化する...
停戦交渉期待でリスクオン、米PCEは1月も上昇止まらず
更新日:2022年2月26日(土)
首都キエフへと進軍するロシアに対して徹底抗戦のウクライナ、キエフ決戦の様相も漂う一方で、和平交渉の可能性への期待も込めて停戦協議を模索。しかし、開催場所で折り合いがつかず一度は決裂の様相にも。それでも停戦交渉期待を先取りするように市場ではリスクオンの流れが進行。
行き過ぎた武力行使も、いったん立ち止まる可能性も残されているようです。
そんな状況下で静かに発表された米1月PCEインフレは前年...
ロシア、ウクライナ侵攻、NY金は一時1970ドル超
更新日:2022年2月25日(金)
ロシアによるウクライナ侵攻から24時間経過し、早くも首都キエフ陥落を警戒する報道も。
ウクライナ全土に戒厳令が発令された24日、ロシア株指数が一時50%の急落となり、モスクワ証券取引所は一時取引全面停止。通貨ロシア・ルーブルも暴落し、対ドルでは過去最安値を更新、ロシア中銀は外国為替市場に介入。NY原油価格も一時100ドル超、2014年7月以来7年7ヵ月ぶり高値へと急騰。
安全資産とされる金も買...
純金積立12年、気がつけば年利換算50%超!?
更新日:2022年2月24日(木)
もしも純金積立を数年前から始めていたら、今、大変なことになっているかもしれません。
月間積立額を1万円、月額手数料を250円、年会費等その他手数料は一切なし、という条件で純金積立を2010年1月からスタートしていた場合、
12年と2ヵ月弱経過した今、2月24日時点での購入済み合計重量は297.8747グラム。(※推定)
本日の金価格、グラムあたり7702円で売却した場合の価格=2,294...
全業種改善、ドイツ2月IFO景況感は11ヵ月ぶりの急上昇
更新日:2022年2月23日(水)
ドイツの2月IFO企業景況感指数は98.9となって5ヵ月ぶりの高水準。前月比+2.9ポイントは昨年3月(+3.9)以来、11ヵ月ぶりの急上昇。現況指数は98.6で3ヵ月ぶり高水準にとどまったものの、期待指数が99.2で7ヵ月ぶり高水準となったことが貢献。
業種別では製造業が23.5となって3ヵ月続伸、半年ぶり高水準。前月比+3.5で11ヵ月ぶりの急騰となって全体を牽引。現況には満足し、期待も...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン