金プラチナ短期相場観 2022年8月
ユーロ圏8月景況感、主要8ヵ国で上昇2ヵ国、節目100超は1ヵ国
更新日:2022年8月31日(水)
欧州委員会が発表した8月のユーロ圏景況感指数は97.6。前月比-1.3で3ヵ月続落。2ヵ月連続で長期平均100を下回り、昨年2月(97.6)以来、1年半ぶりの低水準。
業種別では製造業が1.2となって続落で1年半ぶり低水準。サービス業は8.7で続落、1年3ヵ月ぶり低水準。
<主要8ヵ国>
イタリア=100.2(前月比-1.2)=3ヵ月続落で1年半ぶり低水準 ※主要8ヵ国で唯一長期平均10...
PCEインフレ要因、需要は2%割れも供給サイドは3%台で高止まり
更新日:2022年8月30日(火)
米商務省が発表しているPCEインフレデータのうち、その影響が需要サイド要因によるものなのか、それとも供給サイド要因によるものなのかを分析し、それぞれのインフレ率を算出したデータがサンフランシスコ連銀から公表されています。
これによると、7月のPCEインフレのうち、需要サイド要因によるインフレ率が前年比+1.92%。供給サイド要因によるインフレ率は前年比+3.20%。判別困難なグレー部分が前年比+...
タカ派鮮明でドル高円安再開、痛みを伴えば金の下げも限定的に?
更新日:2022年8月29日(月)
パウエルFRB議長がタカ派スタンス継続を明確にアピール、痛みを伴おうとも目標2%達成に向けた取り組みを断固推進することを明言したことで、ドル高円安の流れが再開。その流れは週末を挟んでも変わらず、むしろ週が明けて一段と再加速の様相にも。
週明け東京時間朝のドル円は137円50銭台から80銭台へと急騰スタート、その後も堅調推移となって1ヵ月ぶりに138円台に乗せるとジリジリと水準を切り上げて138円...
PCEインフレ鈍化でドル売り、パウエル講演でドル買い
更新日:2022年8月27日(土)
米7月PCEインフレの伸び率鈍化を受けてドル売りの流れとなった後、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を受けてドルは買い戻され、一段高の兆しへ。
9月FOMCでの利上げ幅については「データ次第」としたパウエル議長は、インフレ抑制に向けて「利上げを継続」し、「金利を高い水準でしばらく維持」する可能性が高いことを示唆。過去の「早過ぎる緩和転換」を否定したことから、これを既に織り込んでしまってい...
ドイツ8月IFO景況感、製造業は下げ渋り、サービス業は小反発も
更新日:2022年8月26日(金)
ドイツの8月IFO企業景況感指数は低調ながらも意外と下げ渋り?
景況感指数の88.5は2020年6月(85.5)以来、2年2ヵ月ぶり低水準。ただし、市場予想の86.8を上回って7月からはわずかに-0.2と小幅低下。
しかし、過去平均97.7と比較すると-9.2の低水準。
現況指数が97.5となり、3ヵ月続落で4ヵ月ぶり低水準。期待指数は80.3となって3ヵ月続落で2020年4月(72.0)以...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン