金プラチナ短期相場観 2022年12月
2022年、金プラチナ・ドル円それぞれの38.2%-半値戻しの攻防
更新日:2022年12月31日(土)
2022年12月30日のNY金相場はわずかに+0.2ドル、0.01%の小幅続伸。6月24日(1830.3)以来、半年ぶり高値を維持して2022年を終了。1820ドル近辺を安値に小幅上下動、ドル安の流れにサポートされたNY市場で上値を切り上げると高値では1830ドル台へ。NY引け後も1830ドル近辺を維持して年越し。この水準以上を維持できれば、高値圏での斜行三角保ち合い上抜けで年明けスタートへ。短期...
失業保険継続受給者数はいまだコロナ前の低水準以下
更新日:2022年12月30日(金)
12月24日までの週で、米新規失業保険申請件数はトレンドを示す4週移動平均で22.1万件。コロナショック直前の2020年3月上旬には、歴史的低水準となる19万件まで低下していましたが、コロナショックで爆発的に増加した時期を経て、2022年4月には4週移動平均で17万件まで低下。コロナ前の水準を完全回復後は25万件程度までの反動増を経て再度減少、足下では22万件付近での小康状態。
新規失業保険申請...
NY金は2年続落回避をかけた攻防に
更新日:2022年12月29日(木)
12月28日時点でNY金は2022年、年足チャートでほぼ十字線を形成中。
3月に今年高値をつけて以降、11月安値までほぼ一方的な下落トレンドが続いた2022年のNY金は、それ以降の急反発で12月高値では27日に1841.9ドルまで上昇し、28日終値でも1815.8ドル。
今年スタート時点の水準1830.1ドルも射程圏内。NY金は2年続落回避をかけた攻防となっています。
これ以外にも、NY...
米住宅価格は鈍化継続、ケースシラーもFHFAも2年ぶり低水準
更新日:2022年12月28日(水)
米S&Pが発表した10月のケース・シラー住宅価格指数は303.86となり、4ヵ月連続の低下で8ヵ月ぶり低水準。前年比伸び率は+8.64%となって6ヵ月連続の鈍化で2年ぶりの低水準。伸び率1桁は1年11ヵ月ぶり。
より信用力の高い物件で構成されているとされる、米国連邦住宅金融庁(FHFA:Federal Housing Finance Agency)発表のFHFA住宅価格指数は、10月は392.7...
国内金価格・プラチナ価格ともに2022年は大幅高で4年続伸
更新日:2022年12月27日(火)
2022年の国内金価格、高値は8860円(4/20、過去最高値)、安値は7244円(1/31)終値は8399円。
昨年末からの騰落値幅は+1140円、+15.7%の急騰で4年続伸。上昇値幅では2020年(+1041円)を超え、21世紀最大の急騰、上昇率では2020年(+18.0%)以来2年ぶりの大幅高。
年間変動値幅は1616円。2021年の1070円から急拡大、21世紀最大値幅となった202...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン