金プラチナ短期相場観 2024年4月
ユーロ圏4月景況感指数、主要国で100超はスペインのみ
更新日:2024年4月30日(火)
欧州委員会が発表した4月のユーロ圏景況感指数は95.6。
前月比-0.6で2ヵ月ぶりの低水準。6ヵ月移動平均では95.6となり、7ヵ月ぶりの高水準、ゆるやかな上昇基調を維持。
製造業は-10.5。長期平均-4.96を大きく下回っての推移が続き、3年9ヵ月ぶりの低水準。サービス業は6.0。長期平均9.38にはまだ届かず、2ヵ月ぶりの低水準。
雇用期待は101.8で3年ぶりの低水準。この指数では...
日銀現状維持+PCE上振れ=158円、37年ぶり円安も視野に
更新日:2024年4月27日(土)
米商務省が発表した3月の個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は市場予想を上回り、インフレ鈍化ペースは想定以上に減速。利下げ先送り観測も一段と進行し、円安ペースは加速。
米3月PCEは前年比+2.71%。市場予想の+2.6%を上回り、前月も0.21%上回って続伸、10月以来5ヵ月ぶりの高水準に。
コアPCEは前年比+2.82%。市場予想の+2.7%を上回り、前月からは-0.02%、わずかに...
「34年ぶり円安」の次に予想される事態
更新日:2024年4月26日(金)
「34年ぶり円安」報道が巷に溢れる昨今、ドル円は24日にはNY終値で155円台へと水準を切り上げたことにより、1990年6月25日(155.37)以来、33年10ヵ月ぶりのドル高円安水準に。約「34年ぶり」の円安が一段と進行。
25日には155円60銭台へとさらに水準を切り上げたことにより、1990年5月10日(157.00)以来、33年11ヵ月半ぶりのドル高円安水準に。およそ「34年ぶり」のド...
ドイツIFO景況感4月は全業種で回復基調継続
更新日:2024年4月25日(木)
低迷するドイツ経済復活に向けては、依存度を減らしながらも中国との関係は重要、とばかりショルツ首相が北京を訪問して習近平国家主席と会談したのが1週間前。この思いが浸透したかのようにドイツ景況感に急回復の兆しも。
4月のIFO景況感指数は89.4。市場予想を上回り、前月から+1.5で3ヵ月続伸、11ヵ月ぶりの高水準。
現況指数は88.9。前月から+0.8で続伸、5ヵ月ぶりの高水準。期待指数は89....
製造業PMIは50割れ、米4月総合PMIは急失速で米欧逆転
更新日:2024年4月24日(水)
好調だったはずの米国経済、PMIは4月に急失速。
米国の総合PMIは4月速報で50.9。3月から-1.2ポイントで4ヵ月ぶりの低水準。サービス業PMIも50.9、3ヵ月続落で5ヵ月ぶりの低水準。製造業は49.9。続落で4ヵ月ぶりの節目50割れ。
需要低下で雇用が低調となり、予想外に米PMIを押し下げた格好。
対照的にユーロ圏のPMIは好調を示唆。
ユーロ圏総合PMIは51.4。4ヵ月続...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン