金プラチナ短期相場観 2024年9月
波乱の円高は巻き戻し、高値圏再トライの国内金も下げ渋り?
更新日:2024年9月30日(月)
やや言い過ぎた高市トレードの急速な巻き戻しが進行した週末の円高局面は、週明けには少し緩和。142円付近まで急落したドル円は月曜朝には142円台後半へと反発スタート。
円安株高期待の巻き戻しは、週末に石破新総裁が日銀早期利上げに慎重姿勢を示し、金融緩和の方向性維持の意向を示唆したことなどからも悲観論がやや後退した様子も。
中東ではイスラエル・レバノン情勢悪化でヒズボラやイランとの全面戦争懸念も強...
コアPCEは予想どおり下げ渋り、予想不能な自民総裁選には乱高下
更新日:2024年9月28日(土)
米8月PCEでは、概ね市場予想どおりとなったコアPCEは下げ渋り、エネルギー価格急落で総合指数は予想よりもやや低下。
その前に国内では、候補者乱立で予想不能と警戒はされていた自民党総裁選の投開票結果に為替と日本株は予想以上の乱高下。
為替は東京時間正午の145円ちょうど付近から、高市期待が高まって146円50銭付近まで上昇した直後、石破ショックで143円割れへと急反落。
自律反発も限定的...
9月末145円、底打ち反発をかけた月足ドル円の攻防ライン
更新日:2024年9月27日(金)
7月高値で161円90銭台まで上昇し、9月安値では139円50銭台まで急落したドル円はここまで一定の反発をこなして9月末を迎えようとしています。
月足一目均衡表では、7月の急落で転換線(150.76)を下抜けて三役好転が崩れ、8月の続落では基準線(144.58)を一時的には下抜けながらも月末にはこれを上抜けて一役逆転は回避。
しかし9月も3ヵ月続落濃厚の状況。ただし再び基準線を大きく下抜けなが...
強弱混在、節目付近の攻防続く米製造業・非製造業景況感
更新日:2024年9月26日(木)
今週発表された9月の消費者信頼感指数が市場予想を大幅に下回り、前月から-6.9ポイントの急低下で3年ぶりの大幅低下となったことを受けて、11月の追加0.50%利下げ観測が急速に強まる状況に。
利下げ見通しとともに市場動向も米経済指標に一喜一憂する現状、今週末には8月PCE、次週10月第1金曜日には9月雇用統計。その前には9月のISM製造業景況指数、ISM非製造業景況指数も波乱要因の一つとして警戒...
ドイツIFO景況感は一段と悪化、現況と製造業はコロナ後最低
更新日:2024年9月25日(水)
ドイツの景況感を示すソフトデータは益々悪化、9月は遂にコロナ後最低レベルに。
先週の9月ZEW景況感指数でも、現況指数は2020年5月以来、4年4ヵ月ぶりの低水準。この日はIFO景況感指数でも。
9月のIFO景況感指数は85.4。市場予想の86.0、8月の86.6も下回り、4ヵ月続落で8ヵ月ぶりの低水準。
現況指数は84.4。前月から-2.0の急低下で3ヵ月続落、4年2ヵ月ぶりの低水準でコロ...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン