金プラチナ短期相場観 2024年10月
コアCPIは予想以上に下げ渋り、失業保険は予想外の大幅増
更新日:2024年10月11日(金)
CPIは鈍化継続、コアCPIは下げ渋り。いずれも市場予想を上回るも、同時に発表された新規失業保険申請件数が予想外の大幅増となり、為替も金も乱高下。
9月の消費者物価指数、CPIは前年比+2.44%。市場予想の+2.3%を上回るも、8月からは-0.09%で6ヵ月連続低下、3年7ヵ月ぶりの低水準。
コアCPIは前年比+3.31%。市場予想の+3.2%を上回り、8月から+0.11%で2ヵ月連続の上昇...
原油価格急落で9月CPIも低下予想、実質賃金上昇率は一段高へ
更新日:2024年10月10日(木)
NY原油価格は月間平均で8月の75.31ドルから9月は69.24ドル、3年1ヵ月ぶり安値へと急低下。
原油価格の急落により、CPIの総合指数も8月の前年比+2.5%台から9月は+2.3%程度へ一段と低下することが予想されています。
足下で賃金上昇率が下げ渋っていることにより、賃金上昇率からCPIを差し引いた実質賃金上昇率は8月時点で13ヵ月ぶり高水準となっていましたが、9月には一段と上昇するこ...
米8月貿易収支で輸出は過去最大、貿易赤字は5ヵ月ぶり低水準
更新日:2024年10月9日(水)
貿易収支からも、米国経済の堅調ぶりが示唆される状況に。
8月の貿易収支は-704.3億ドル。貿易赤字幅は市場予想の-705億ドルを下回って3月(-679.7)以来、5ヵ月ぶりの水準へと縮小。
2年1ヵ月ぶりの大幅赤字となった7月からは-10.8%の縮小となり、2023年3月(-14.5%)以来、1年5ヵ月ぶりの大幅縮小。
輸出は2717.6億ドル。3ヵ月連続の増加、2ヵ月連続で過去最大を更新...
10月入りで遅行線は急反発、ドル円月足では148円の攻防へ
更新日:2024年10月8日(火)
9月に139円50銭台の安値をつけて反発したドル円は、10月に入って148円台へと急騰。
月初の石破首相の掌返し発言で結果的に市場への配慮方向へと舵を切り、米雇用統計ではスーパー・サプライズとなってドル高円安方向への流れが急加速。
10月のドル円は4ヵ月ぶりの反発に向けて好スタート。
ただし、シカゴ通貨先物での円買いポジションでは、9月末におよそ8年ぶりの買い越し幅となった後、10月に入って...
最高値更新ラッシュ再び?国内金価格は2ヵ月半ぶり最高値
更新日:2024年10月7日(月)
国内金価格は7月17日の13743円以来、2ヵ月半ぶり、今年33回めの最高値更新。
今年3月4日の10984円で今年1回めの最高値更新から、7ヵ月かけて33回の最高値更新。1回めから10回めまでは、わずか13営業日の最高値更新ラッシュ。3月28日の11回めから4月12日の20回めまでは12営業日。その後は若干間隔が空くものの、5月15日からは5日連続の最高値更新、7月は9営業日中に4回の最高値更...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン