金プラチナ短期相場観 2024年10月

金プラチナ短期相場観

雇用統計はサプライズ、雇用大幅増、失業率低下、賃金高止まり

更新日:2024年10月5日(土)

想定以上のポジティブ・サプライズとなった9月雇用統計。この結果を受けて大幅利下げ観測は後退、CMEフェドウォッチでは11月FOMCでの0.50%利下げ予想は0%、0.25%予想が97%超、据え置き予想が2%超に。
非農業部門雇用者数(NFP)は前月比+25.4万人。増加幅は前月から+9.5万人の大幅拡大で半年ぶりの大幅増。過去2ヵ月分は合計+7.2万人の上方改定。
3ヵ月平均では+18.6万人...

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ISM非製造業景況指数9月は予想外の急騰、ただし雇用は低調

更新日:2024年10月4日(金)

9月のISM非製造業景況指数は54.9。市場予想の51.7を大幅に上回り、7月の51.5からは+3.4の急騰で3ヵ月続伸。3ヵ月連続節目50超で2023年2月(55.0)以来、1年7ヵ月ぶりの高水準。
新規受注が59.4。前月から+6.4の急騰で1年7ヵ月ぶりの高水準。
ただし、雇用指数は48.1。前月から-2.1の続落で3ヵ月ぶりの節目50割れ。雇用は低調。
その一方で価格指数は59.4。...

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ADP雇用9月は予想外に増加も減少基調継続、3MAでは今年最少

更新日:2024年10月3日(木)

9月のADP雇用者数は前月比+14.3万人。市場予想の+12.5万人を上回って3ヵ月ぶりの高水準。8月分も+9.9万人から+10.3万人へと上方改定。8月までの5カ月連続減から6ヵ月ぶりに増加に転じた格好。
しかし、トレンドを示す3ヵ月移動平均では、9月は+11.9万人。8月から-0.4、5ヵ月連続減で今年最少、昨年11月(11.7)以来、10ヵ月ぶりの低水準。2020年10月以降の4年間では2...

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求人増も米労働指標は強弱混在、中東情勢は緊迫化

更新日:2024年10月2日(水)

注目度が高まる米国の求人件数は8月には予想外の増加。比較的堅調を維持する結果となったものの、それ以外では悪化した指標もあり強弱混在。さらに中東情勢緊迫化でドル高円安への巻き戻しの流れは一服、NY金は高値圏再トライへと急騰。
8月の求人件数は804.0万件。市場予想の769.3万件を上回り、7月の771.1万件からは4.27%増。3ヵ月ぶりの増加で3ヵ月ぶりの高水準。
ただし、6ヵ月平均では80...

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米9月製造業景況感は強弱混在、ISMの回復も限定的か

更新日:2024年10月1日(火)

米主要地区連銀の製造業景況感指数、9月は強弱混在。
NY連銀が11.5へと急騰し、10ヵ月ぶりの節目0超、プラス圏回復で2年5ヵ月ぶりの高水準。
フィラデルフィア連銀も9月は1.7で2ヵ月ぶりにプラス圏へと反発。8月を除けば今年2月以降はプラス圏推移と反発傾向での推移。
しかし、リッチモンド連銀では-21.0。8月の-19.0を下回って4ヵ月連続の低下。11ヵ月連続のマイナス圏推移で4年4ヵ...

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