金プラチナ短期相場観 2025年7月

金プラチナ短期相場観

米GDPもADPも上振れでFRBは利下げ急がず

更新日:2025年7月31日(木)

7月ADP雇用と4-6月期GDP速報がいずれも予想を上回ってドル買いをサポート。この結果も踏まえ、外部からの利下げ圧力や内部の反対票にも負けず、利下げを急がない慎重姿勢となったFOMCとパウエルFRB議長会見を経てドルは一段高。これに呼応する形で金は急落。

米7月の民間雇用は予想を上回る10.4万人の増加。
2年3ヵ月ぶりのマイナス圏へと落ち込んだ6月(-2.3)からは4ヵ月ぶりの急反発と...

続きを読む


求人件数6月は予想下回るも下げ渋り、求人倍率も下げ渋り

更新日:2025年7月30日(水)

米労働省が発表した月次求人労働異動調査(JOLTS:Job Openings and Labor Turnover Survey)で6月の求人件数は743.7万件。
市場予想の750.0万件を下回って前月からも-3.57%、3ヵ月ぶりの減少で2ヵ月ぶりの低水準。
ただ前年比では+0.34%。2022年7月(+5.08%)以来、2年11ヵ月ぶりのプラス。3年近く続いた前年割れの状態から脱出。
...

続きを読む


米主要地区連銀製造業、7月はダラス連銀も急回復

更新日:2025年7月29日(火)

7月のダラス連銀製造業活動指数は0.9。6月から+13.6の急上昇。コロナ後最低で4年11ヵ月ぶり低水準となった4月(-35.8)からは3ヵ月続伸、半年ぶりのプラス圏へと急回復。
生産指数が3年7ヵ月ぶりの高水準となり、設備稼働率も3年2ヵ月ぶりの高水準。
新規受注は6ヵ月連続のマイナス圏推移が続くなか、3ヵ月続伸で4ヵ月ぶり高水準と回復基調。
価格指数は依然、高水準ながらピークアウトの兆し...

続きを読む


期限迫る米関税協議は続々合意へ、関税リスクは巻き戻し

更新日:2025年7月28日(月)

米国を巡る貿易関税協議では、先週の日本に続いてこの週末にはEUとも合意。自動車を含むEUからの大半の輸入関税も15%とすることでフォンデアライエン委員長との合意に至った会談場所として、トランプ大統領が選んだのは母親の故郷スコットランド、一族の企業が所有するゴルフ・リゾート。ちなみに現地ではトランプ大統領の政策などに反発する人々も多く、反発運動も行われているもよう。一方のトランプ大統領はこのコースで...

続きを読む


ドイツIFO景況感、7月はサービスと貿易が失速も回復基調は継続

更新日:2025年7月26日(土)

ドイツの7月IFO景況感指数は88.6。市場予想の89.1を下回り、6月の88.4からは小幅上昇。2月の横ばい推移を挟んで今年は上昇基調が継続し、昨年5月(88.9)以来、14カ月ぶりの高水準。
現況指数は86.5。前月から+0.3の続伸で1年ぶりの高水準。期待指数は90.7。前月からわずかに+0.1で3ヵ月続伸、2年3ヵ月ぶりの高水準。
景況感指数としては2005年以降の長期平均95.6を大...

続きを読む



短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ