金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

米雇用統計でリスク回避の流れ加速

更新日:2012年5月5日(土)

終ってみればゴールデンウィーク恒例の流れ。
失業率こそわずかに改善したものの非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことで流れはリスク回避に。
NYダウやドイツDAX、英FTSEなど欧米株価もそろって1%以上の下落、原油に至っては3.95%もの暴落で2月10日以来の100ドル割れ。
ドルは日本円を除く他通貨に対して買われ、やはりまだ安全資産とされる日本円が買われる展開でドル円はまたも79円台に。

金もかつてのように安全資産としての側面からか、単なる追加緩和期待からか上昇。下値メドの1,610ドルを割れることなく反発したものの依然レンジ下方での推移。
プラチナもわずかに反発するもこちらは他のリスク資産と同様、弱気相場が続きます。

2012年5月5日(土)時点の相場
国内金4,460 円 5/2(水) ▲5(0.11%)
国内プラチナ4,220 円 5/2(水) ▲15(0.36%)
NY金1,645.2 ドル 5/4(金) ▲10.4(0.64%)
NYプラチナ1,536.0 ドル 5/4(金) ▲2.9(0.19%)
ドル円79.84 円 5/4(金) ▼0.34(0.42%)

5/4(金)のその他主要マーケット指標

仏サルコジ引退、ギリシャは連立与党の過半数割れへ 5/7(月)

米雇用統計でリスク回避の流れ加速 5/5(土)

NY金は4日続落で1,630ドル台に。 5/4(金)

週末の米雇用統計を控えて 5/3(木)

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