金プラチナ短期相場観
オーストラリア主導でリスク緩和の流れへ
更新日:2012年6月7日(木)
昨日発表されたオーストラリアの第一四半期GDPが大幅上昇したことでリスクオンの流れが加速。
ユーロ圏ではGDPは横ばいながらもECBの政策金利1.00%据え置きは支援材料となった様子でユーロも上昇。
なお、ECBのドラギ総裁は噂されていた追加緩和策としての3回目の大規模LTROについては否定。
結局、欧米主要株価指数なども2%以上の大幅上昇。
金もプラチナも続伸。
本日午前中発表されたオーストラリアの雇用統計で5月の新規雇用者数が大幅増となり、再びオーストラリアドルが上昇しています。
リスクオンの流れは続くのでしょうか・・・。
NY市場、金の流れは変わらず。プラチナは既に1,460ドルを超えてきました。やや様子見状態ながらも1,500ドル手前あたりまで上昇の可能性も。
国内価格は、こちらも金の見通しは変わらず。プラチナはいきなり3,830円超え、次のメドは3,900円台半ばあたりでしょうか。
[PR]CFD取引ならインヴァスト!
- 2012年6月7日(木)時点の相場
-
国内金 : 4,311 円 6/7(木) ▲45(1.05%) 国内プラチナ : 3,885 円 6/7(木) ▲98(2.59%) NY金 : 1,634.2 ドル 6/6(水) ▲17.3(1.07%) NYプラチナ : 1,469.2 ドル 6/6(水) ▲28.7(1.99%) ドル円 : 79.18 円 6/6(水) ▲0.45(0.57%)
米追加緩和見送りで金に冷水となったバーナンキ証言 6/8(金)
オーストラリア主導でリスク緩和の流れへ 6/7(木)
危機感一服も今夜のECB理事会では利下げか追加緩和? 6/6(水)
国債利回りが過去最低へと低下するなか上昇する追加金融緩和期待 6/5(火)
世界同時株安の流れを引き継ぐ週明け東京市場、日経平均も年初来安値 6/4(月)
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン