金プラチナ短期相場観

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政治的な動きでユーロ危機懸念一服、今週はECBによる金融政策で緩和策へ

更新日:2012年7月2日(月)

期待値の低かったEU首脳会議での合意が期待値を上回り、ユーロ圏の債務危機懸念がひとまず緩和された週末。
マーケットも好転して明けた今週は月初の各国重要指標が集中。
ECB理事会では史上最低金利1%をさらに利下げする準備があることも既に報道され、BOE(英中銀)でも追加緩和が予想され、EU圏での政治的対応進展に呼応するように金融政策による対応が続きそうです。

ネガティブサプライズが続く米雇用統計も今回は市場予想自体がかなり低めとなっており、今週末も期待値の低い予想に対するわずかな好結果がポジティブサプライズとなる可能性も。

週末の金、プラチナの大幅上昇にドル円もやや上昇したことで国内市場も大幅高の週明け。
金は下落圧力も大幅緩和で4,320円の上値抵抗まで上昇する可能性も高まった状況。下値サポートラインは4,100円付近に切り上げ。
先週末に下値目標3,680円付近まで到達していたプラチナも当面の下落圧力はかなり改善、目先3,880円程度を超えることができれば上値抵抗4,000円へのトライも。

2012年前半を振り返るレポートはこちらでご覧いただけます。年初来安値の攻防で明暗分かれる各市場~2012年上半期を振り返って

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2012年7月2日(月)時点の相場
国内金4,252 円 7/2(月) ▲132(3.20%)
国内プラチナ3,851 円 7/2(月) ▲178(4.85%)
NY金1,604.2 ドル 6/29(金) ▲53.8(3.47%)
NYプラチナ1,449.1 ドル 6/29(金) ▲62.7(4.52%)
ドル円79.90 円 6/29(金) ▲0.45(0.57%)

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