金プラチナ短期相場観
フィンランドとオランダがESMによる債券買い入れに反対
更新日:2012年7月3日(火)
スペイン、イタリアの資金調達コスト引き下げ、言わば救済策として先週末のEU首脳会議で合意を表明したESM(欧州金融安定メカニズム)による債券買い入れ。これに対して、フィンランドとオランダが早くも支持しないと表明。
不透明感漂うユーロ圏債務危機対応の紆余曲折はまだまだ続きます・・・
※ESM(欧州金融安定メカニズム)
NY市場の金は小動きで状況変わらず。上値目標1,690ドル前後でサポートラインは1,520ドル。
プラチナは続伸でバイアス好転。1,380ドル付近をサポートラインに当面の上値節目1,490ドル突破を伺う。
国内金も小幅反落ながら状況維持。4,100円付近をサポートラインに4,320円の上値抵抗ラインを目指す展開。
国内プラチナも小幅続伸でバイアス好転、3,880円の節目手前に。これを超えると4,000円トライへ。
2012年前半を振り返るレポートはこちらでご覧いただけます。年初来安値の攻防で明暗分かれる各市場~2012年上半期を振り返って
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- 2012年7月3日(火)時点の相場
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国内金 : 4,242 円 7/3(火) ▼10(0.24%) 国内プラチナ : 3,866 円 7/3(火) ▲15(0.39%) NY金 : 1,597.7 ドル 7/2(月) ▼6.5(0.41%) NYプラチナ : 1,458.3 ドル 7/2(月) ▲9.2(0.63%) ドル円 : 79.51 円 7/2(月) ▼0.39(0.49%)
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