金プラチナ短期相場観
イラン情勢不安と原油高騰、欧米追加緩和期待で金に追い風
更新日:2012年7月4日(水)
イランがイスラエルへの攻撃可能な中距離ミサイルの発射実権に成功、など中東情勢の不安が再燃。
先月までの極端な売られ過ぎ感もあり原油が高騰。NY原油は先週末に次ぐ4.66%の大幅反発で87ドル台に。
週末のECB、FRBへの追加緩和期待も高まり、地政学リスクとインフレ懸念への期待から金は上昇の兆し。
NY市場、金は大幅反発で1620ドル台に。バイアス好転で上値目標1,690ドル前後を目指す展開。
3日続伸となるプラチナは金を上回る2.26%上昇で上値節目の1,490ドルを突破。新たな上昇ターゲットは1500ドル半ば。
国内市場はドル円の上昇にも後押しされてさらに高騰。
金はバイアス好転で一気に4,320円ラインを上抜け。当面の目標は4,400円台半ば~それ以上の可能性も。
プラチナも3,880円の節目を大幅に上回り既に4,000円が視野に。次のターゲットは4100円手前辺り。
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- 2012年7月4日(水)時点の相場
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国内金 : 4,321 円 7/4(水) ▲79(1.86%) 国内プラチナ : 3,978 円 7/4(水) ▲112(2.90%) NY金 : 1,621.8 ドル 7/3(火) ▲24.1(1.51%) NYプラチナ : 1,491.4 ドル 7/3(火) ▲33.1(2.27%) ドル円 : 79.79 円 7/3(火) ▲0.28(0.35%)
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