金プラチナ短期相場観

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欧州中国協調利下げの翌日、米雇用統計で金はどうなる?

更新日:2012年7月6日(金)

ECBの利下げ、BOEの追加緩和は予想通りながら、同時間帯に中国も2ヶ月連続での利下げを発表。
ドラギECB総裁は協調行動ではない、とのことですが世界経済減速への警戒感を象徴する結果に。
ドラギ総裁は会見でもユーロ圏の成長下振れリスクへの警戒感を示し、ユーロは全面安に。

なお、中国当局者は協調行動をアピールしたものとの見方も。
また、主要3中銀緩和の影でデンマークでも政策金利引き下げ。

そして本日の米雇用統計、低めの市場予想に対して昨日のADPが予想外に良かったことで市場の雰囲気は強気に傾きつつあるようにも見えますが、ADPの数字はあまりあてにはなりません。
好結果(市場予想より大)ならやや米ドル買いで金も若干の売り方向、弱い結果なら米ドル売りと追加緩和期待増大で金は大幅上昇?

ユーロ売りドル買いの流れで反落のNY市場、見通しは変わらずで、金の上値目標1,690ドル前後、厚めのサポートラインが1,520~1,550ドル。
プラチナの上昇ターゲットは1,500ドル半ば、サポートラインは1,380ドル付近。

国内金の上値目標は4,400円台半ば~、サポートラインが4,100円付近。
プラチナは4,100円手前が上値目標、サポートラインは3,680円付近。

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2012年7月6日(金)時点の相場
国内金4,295 円 7/6(金) ▼19(0.44%)
国内プラチナ3,953 円 7/6(金) ▼11(0.28%)
NY金1,609.4 ドル 7/5(木) ▼12.4(0.76%)
NYプラチナ1,477.7 ドル 7/5(木) ▼13.7(0.92%)
ドル円79.91 円 7/5(木) ▲0.04(0.05%)

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