更新日:2025年12月30日(火)
2025年末にかけて最高値更新ラッシュとなった貴金属市場、大幅調整も必至の状況となった年の瀬。
銀先物の証拠金引き上げがトリガとなった格好で、ここまで急騰相場の牽引役となったNY銀相場急落とともにNY金もプラチナも急反落。
それでも29日時点でのNY銀の年初来騰落率は+140.97%。NYプラチナは+134.44%、NY金は+64.47%。
29日のNY金は先週末から-209.1ドル、4.59%の大幅反落で12月16日(4332.3)以来、2週間ぶりの安値。週明け時間外スタート直後の上値トライでは4580ドル台まで小幅に上昇も、週末最高値にわずかに届かず。失速後は一時4500ドル割れへと急反落も4540ドルまで戻して下げ渋り、しかしロンドン・NY朝にかけては戻り売りの様相となって4500ドルの大台割れへ。NY市場ではCMEの銀先物の証拠金引き上げを受けての銀急落に追随する形で4400ドル割れへと急落、安値では4310ドル台まで下げてNY引け後には4350ドル近辺へと戻して下げ渋り。10月末安値(3901.3)から最高値(4584.0)までの38.2%戻し(4323.2)を達成し、20日移動平均線(4335.1)にサポートされた形となり、過熱感も大幅緩和で一服感も。
NYプラチナは-336.8ドル、13.63%の大幅反落。近年最大の急落で12月22日(2089.4)以来、1週間ぶりの安値。時間外序盤の一段高トライでは2580ドル台まで最高値を更新して一服、利益確定売りの急落局面では一時2300ドル割れ。2480ドル台まで戻して戻り売り局面で再び2300ドル近辺へ、ロンドン・NY朝にはいったん下げ渋りもNY市場では銀や金の急落にも追随する形となって2200ドル割れへと一段安。安値では2100ドル近辺まで下落し、2240ドルのサポート割れに伴う短期下値目安2100ドル程度までの調整も進行。値幅的には11月安値(1489.2)から最高値(2584.5)の38.2%戻し(2166.1)を達成し、過熱感も大幅緩和。
ドル円は-56銭、0.36%の反落。東京朝の156円50銭台が高値となって軟調推移、ややタカ派的な日銀金融会合の主な意見を受けて156円近辺まで急落後には156円半ばまで戻す行って来い、しかし上値も重く、午後には戻り売りとなって欧州時間には156円付近まで下落。156円前半での保ち合いレンジをNY市場ではやや下方シフトする形となり、安値は155円90銭付近まで切り下げ、上値も156円20銭台まで切り下げ。閑散状態が予想される年末年始に向け、主要レンジ上限を156円60銭に切り下げて155円80銭までの小幅レンジで保ち合いに。下抜けると154円半ばまでが短期下値目安、上抜けなら158円台再トライへ。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場12/29終値とチャート
2025年12月30日(火)時点の相場
国内金:24,777 円 12/26(金) ▲206(0.84%)
国内プラチナ:12,657 円 12/26(金) ▲412(3.36%)
NY金:4,343.6 ドル 12/29(月) ▼209.1(4.59%)
NYプラチナ:2,134.6 ドル 12/29(月) ▼336.8(13.63%)
ドル円:156.02 円 12/29(月) ▼0.56(0.36%)
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