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★金プラチナ短期相場観★

世界のプラチナ需給と主要産出国のプラチナ価格
更新日:2015年05月22日(金)
NYプラチナ相場は今年3月に1092.6ドルまで下落した後、現在は1150ドル付近でやや落ち着いた動きとなっています。ちょうど1年前、1500ドル付近で推移していた状態からは大きく水準が切り下がり、5月21日時点での1年間の下落幅は300ドルを超え、騰落率は-21.9%となっています。

世界の主要産出国でのプラチナ価格の推移を見ると、
世界一のプラチナ産出国で世界全体の70%を供給する南アフリカでもこの1年間で大きく値下がりし、年間騰落率は-10.7%。
ドル高傾向に伴う新興国通貨安の流れにより、南アフリカランドの対ドル為替レートはこの1年間で14%のドル高ランド安。南アフリカ国内ではプラチナ価格の上昇圧力となる自国通貨ランド安による影響をかき消すほどのプラチナ相場の下落となっています。

世界2位で12%の供給量のロシアでは13.7%の上昇。プラチナ相場の下落を大きく上回る、ロシア・ルーブル暴落による影響の余韻がまだ残る状況です。ルーブル安とNYプラチナ相場の反発時期が重なった今年1月末には、ロシアのプラチナ価格は1トロイオンスあたり85,000ルーブルを超えました。昨年5月の50,000ルーブル程度からは70%の上昇率となっていました。

世界のプラチナ需給の最新状況を見ると、2014年に南アフリカでの鉱山ストの影響で落ち込んだプラチナ供給量は、今年回復見込みとなっています。
需要面では、欧州での景気回復傾向を背景に自動車触媒向けの需要増が見込まれます。その一方で、投資需要は2013年をピークに減少傾向、今年は売り越しへの転換見込みとなっています。
トータルの需給バランスでは、供給不足の状態が継続中。在庫で補う形が続いていることになります。この状況が続き、在庫で補えなくなると、実態ベースでも本格的に供給不足に陥ることになります。

世界のプラチナ供給の大半を担う南アフリカでは、ここ数年鉱山労働者の賃金問題も拡大し、プラチナ価格が、採算性悪化も懸念される13,000ランド台前半へと下落する度に反発を繰り返しています。
NYプラチナ相場が底値反転へと向かう日も、そう遠くはないのかもしれません。

NY金・日足チャート 2015/4/22 - 5/2121日のNY金相場は0.38%の反落。新規失業保険申請件数は予想より弱かったものの、4週移動平均が15年1カ月ぶりの水準まで低下したことがサプライズとなり、ドル買い金売りの流れで1210ドル手前から1200ドル割れ寸前まで下落。それでも1200ドル台を維持する底堅さも。今年の高安38.2%ライン1205.1ドルにもサポートされる状態。1210ドルで水平状態の90日移動平均線への抵抗感もやや増した様子。

NYプラチナ・日足チャート 2015/4/22 - 5/21プラチナ相場も0.4%の反落。一時的に1140ドル台まで下げて1150ドル台に戻す流れは3日連続、なんとか1150ドルラインを維持する状況。下押し圧力が強まった訳ではないものの、上値も重く揉み合い状態に。1150ドルラインを維持できなくなった場合には、5月前半の安値1130ドル割れ水準が再び意識されることに。

ドル円・日足チャート 2015/4/22 - 5/21ドル円は6日ぶりの反落で0.25%のドル安円高。ユーロ圏の製造業PMI速報値が52.3と予想を上回ったことなどを材料にユーロ買いドル売りが進行したことに連れてドル円も120円80銭台まで下落、新規失業保険申請件数は米雇用の回復傾向を示したことで121円20銭台まで反発。5月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数と4月の中古住宅販売件数が予想を下回り、4月の景気先行指標総合指数は上昇と強弱入り交じる結果に121円をはさんでの小幅乱高下に。結果的には適度な調整フェーズに。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場5/21終値とチャート

22日の国内金価格は0.28%の反落。先週のNY金急騰、今週の円安ドル高進行によってサポートされた上昇トレンドにも一服感。5010円から5040円までの小幅レンジでの揉み合い状態に。上抜けなら5100円台を目指す流れに、下抜けなら4950円前後までの調整局面入りへ。
週間ベースでは+13円(+0.26%)となり3週続伸。

プラチナも0.23%の小幅反落。中期的な流れが好転する為には超えなくてはならない壁、90日移動平均線に頭を押さえられて上昇トレンドの勢いは失速気味。4970円から4950円のレンジでの揉み合い状態が長びくようなら上方向への勢いはさらに弱まることに。
週間では+47円(+0.99%)の続伸。
※参考:金プラチナ国内価格5/22とチャート
2015年05月22日(金)時点の相場
国内金:5,019 円 5/22(金) ▼14(0.28%)
国内プラチナ:4,815 円 5/22(金) ▼11(0.23%)
NY金:1,204.1 ドル 5/21(木) ▼4.6(0.38%)
NYプラチナ:1,152.3 ドル 5/21(木) ▼4.6(0.40%)
ドル円:121.03 円 5/21(木) ▼0.30(0.25%)
→5/21(木)のその他主要マーケット指標

←年内利上げを想定するイエレン議長の思惑どおり物価も上昇基調へ 05/23(土)
→世界の金大国におけるこの1年間の金価格推移 05/21(木)
→米住宅市場の大幅改善傾向に動き出したドル円相場 05/20(水)
→年間でも月間でも近年まれに見る膠着状態にある5月のドル円相場 05/19(火)

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