金プラチナ短期相場観 2023年8月

金プラチナ短期相場観

ADPもGDPも、低迷続く今週の米指標、でもユーロ圏も同調

更新日:2023年8月31日(木)

前日の米求人件数、消費者信頼感指数に続き、この日はADPにGDPも下振れ。流れとして、今週の米指標は低迷続きの様相に。
しかし、ユーロ圏も低調。
ユーロ圏景況感指数はビッグ2が低迷を牽引。

欧州委員会が発表したユーロ圏の8月景況感指数は93.3。市場予想の93.5を下回り、4ヵ月続落となって2年9ヵ月ぶりの低水準。
製造業は-10.3。6ヵ月連続マイナス圏推移で7ヵ月続落、2020年8...

続きを読む


米消費者信頼感も求人件数も予想外に低調、ドル高は巻き戻し

更新日:2023年8月30日(水)

注目度が急速に高まる米求人件数が低調となったのと同時に、8月消費者信頼感指数も予想外の下振れ。この日、それまで期待先行で米長期金利上昇とドル高基調となっていた流れは巻き戻しへ、調整の動きとなっていたNY金は急騰。

8月の消費者信頼感指数は106.1。市場予想の116.0を下回り、1年7ヵ月ぶり高水準となっていた7月(114.0)からも急低下。反発基調が急失速した格好に。
7月の求人件数は8...

続きを読む


米長短金利も金利差も、FF金利も今世紀最高水準に

更新日:2023年8月29日(火)

FF金利は7月FOMCで5.25-5.50%まで引き上げられ、利上げ打ち止めか、もしくは年内あと1回の追加利上げで利上げフェーズ終了かという状況に。いずれにしても市場コンセンサスとしては最終段階に。
FF金利としては、2001年2月以来、22年5ヵ月ぶりの高水準となっています。今世紀最高水準まで引き上がられたFF金利は、いつピークアウトしてもおかしくはない状況とも言えそうです。

米10年債...

続きを読む


週末はもう9月、国内では気温も金価格も高止まり

更新日:2023年8月28日(月)

気象庁が公表しているデータによれば、1991年から2020年までの30年間の統計データを元にした「平年値」としては、東京都の8月の平均気温は26.9℃、最高が31.3℃、最低は23.5℃とのこと。
国内では依然、猛暑が続くなか、夏の終わりの風物詩とも言えるジャクソンホール会合を通過してマーケットは秋相場へ。PCEインフレなど重要指標も続く8月最終週、週末はもう9月。米雇用統計の結果を受けてジャク...

続きを読む


慎重姿勢と追加利上げ示唆、利上げ打ち止め観測是正へ

更新日:2023年8月26日(土)

パウエルFRB議長は、市場の思惑が利上げ打ち止めに傾斜し過ぎていたことに不満があった様子も。
ジャクソンホール会合の講演では、従来どおりデータ次第の慎重姿勢を示し、インフレ鈍化の現状を冷静に評価しつつも、依然高すぎるインフレ抑制に向けての強い意志を強調。追加利上げの準備があることや、持続的なインフレ鈍化が確認できるまで景気抑制的な高金利維持を正当化。
トータル的には若干タカ派寄りに傾斜とも受け...

続きを読む



短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ