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2018年2月

→ ブラジル中銀は2月7日、政策金利を過去最低の6.75%に引き下げ、景気回復に伴い利下げ打ち止めを示唆。 主要国の政策金利推移チャート 8日(木)

→ ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2017年世界全体の金需要は4071.7トン。2016年の4362.2トンからは-290.6トン(-6.7%)の大幅減となり、2009年(3674トン)以来8年ぶりの低水準。 世界の金需要2017 6日(火)

→ 2017年の金産出量は世界全体で3150トン。2016年の3110トンから40トンの増加、10年前からは770トンの増加。国別では1位の中国が前年の453トンから440トンに減少。2位豪州(300トン)は前年から10トン増、3位ロシア(255トン)は2トン増、4位米国(245トン)は23トン増。5位カナダ(180)は15トン増。以下、ペルー、南アフリカと続きます。 世界の金産出量の国別シェアと年間合計の推移・世界の金埋蔵量 5日(月)

→ 米労働省が2日発表した1月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想の前月比+18.0万人を上回る+20万人。12月は+14.8万人から+16万人へ上方修正、11月は+25.2万人から+21.6万人へ下方修正。失業率は市場予想どおりの4.1%。 米雇用統計の推移 2日(金)

→ 2017年12月末時点での世界全体の中央銀行金保有量は前月比+64.6トンで5カ月連続の増加。トルコ、ロシア、カザフスタンなどが増加、豪州、アルゼンチンは減少。 世界の中央銀行金保有量ランキング100 2日(金)

→ 日銀が2日発表した1月の資金供給残高(マネタリーベース、月中平均)は477.3兆円。前年同月比+9.66%(+42.1兆円)。FRBは3兆8248億ドルで前年同月比+6.38%。ソロスチャートは前月の123.12から124.78へと続伸。ドル円は月間平均で12月の112.93円から1月は110.89円へと下落。 ソロスチャートと日米マネタリーベース 2日(金)

→ 米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した1月の製造業景況指数は59.1。市場予想の58.6を上回り、12月からは0.2ポインの低下。 米ISM製造業景況指数の推移 2日(金)

→ 米労働省が1日発表した1月27日までの週の新規失業保険申請件数は23万件。市場予想の23.5万件を下回り、前週の23.1万件(23.3万件から下方修正)からは千件の減少。4週移動平均は23.45万件となり、12週ぶりの低水準。1月20日までの週の失業保険継続受給者数は195.3万人となり、前週の194万人から1.3万人の増加。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 1日(木)

→ Markitと日経などが発表した1月の製造業PMIは全般に高水準維持も減速傾向。 ユーロ圏は速報と同じ59.6で過去最高となった12月の60.6からはやや鈍化も高水準を維持して2018年をスタート。生産と新規受注は12月の過去最高からは鈍化も依然最高水準にあり、雇用も3年5カ月連続の拡大基調にあり、過去最高となった昨年11-12月に次ぐ水準。総合指数としても過去4年7カ月連続で拡大基調を維持。 英国は半年ぶりの水準へと減速。ただし長期平均51.7を大きく上回る高水準を維持。外需は過去4年間で最大水準に改善し、北米、中国、欧州本土、中東、日本などで売上増。 インドは5年ぶり高水準となった12月の54.7から長期平均(54.1)を下回る52.4へと急減速。生産と新規受注の伸びは減速も新規輸出注文は1年4カ月ぶりの高水準へと上昇。インプットコストインフレは依然として顕著。 ロシアは18カ月連続節目50超を維持して3カ月連続上昇し、半年ぶり高水準。需要が旺盛で新規受注が急速に増加したことで生産も半年ぶり高水準。世界的な需要好調にも支えられ、新規輸出受注もわずかに増加。 中国は12月から変わらず、全体的にゆるやかな改善傾向。生産高は13カ月ぶり高水準。企業の小型化政策の影響で雇用は減少。 ブラジルは3カ月ぶりの水準に減速。新規受注は伸びているものの、全体的な伸びは11月のピークからさらに低下、生産の伸びも長期平均以上ながら減速傾向。 世界各国の製造業PMI 1日(木)

→ 2018年1月の月間平均価格は、金が1332.6ドル。前月比+63.7ドルとなって4カ月ぶりの反発。2016年8月(1344.5)以来1年5カ月ぶりの高値水準。プラチナは995.4ドルで前月比+86.4ドル、2017年2月以来11カ月ぶりの高値水準。11カ月連続の1000ドル割れ。月間平均で金価格がプラチナを上回る状態は3年1カ月連続。価格差は337.2ドルとなり、5カ月ぶりの水準へと縮小。 海外金プラチナ価格の長期チャート 1日(木)

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