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マーケット関連トピックスやサイト更新情報のログ一覧です。

2016年12月

→ Markitと日経などが発表した11月の製造業PMIは、景気後退が続くブラジル以外は成長基調継続も、急加速状態にあるロシアを除いてやや失速傾向。 ユーロ圏は速報値から変わらず、10月からは0.2ポイント上昇し、2014年1月(54.0)以来2年10カ月ぶりの高水準。ドイツ・フランスが好調だった10月からは小幅に減速、これをイタリア(5カ月ぶり)、スペイン(54.5:10カ月ぶり)、オランダ(57.0:2年11カ月ぶり)などの上昇でカバー。ギリシャは3カ月連続のマイナス圏で48.3へと再び後退局面が継続し、ユーロ圏内でもバラツキが見られる状態。 ロシアは4カ月連続の節目50超、過去68カ月での最高水準となる53.6へと上昇。生産と新規受注の急増がこれを牽引し、企業の購買活動は著しい割合で増加。生産高は2011年3月以来の高水準となり、過去の平均を上回る伸び。 英国は急騰した8月以来3カ月ぶりの水準に減速。引き続きポンド安が輸入コストを押し上げ、生産と新規受注の勢いは失速、しかし長期的な成長傾向は維持。 インドは22カ月ぶり高水準となった10月の54.4から2.1ポイントの急減速で11月は52.3。高額紙幣廃止による悪影響も指摘されるも節目50超は11カ月連続。 ブラジルは9カ月ぶりの水準まで持ち直した10月から11月は0.1ポイントの低下、節目50割れは1年10カ月連続。需要低迷が続き、生産と新規受注は22カ月連続の減少、人員削減も急速に進む状況。 世界各国の製造業PMIの推移 1日(木)

→ 2016年11月の月間平均価格は、金:1236.0ドル、プラチナ:956.8ドル。金は3カ月続落で2月(1201.6)以来9カ月ぶりの安値水準。プラチナも10月からはわずかに1.4ドルの下落で3カ月続落。2月(925.5)以来9カ月ぶりの安値圏。月間平均で金価格がプラチナを上回る状態は1年11カ月連続、価格差は過去最大となった10月の307.9ドルから28.7ドル縮小して279.2ドル。 海外金プラチナ価格の長期チャート 1日(木)

→ 財新(Caixin)が1日発表した11月の中国製造業PMI(購買担当者景気指数)は50.9。市場予想の51.0を下回り、10月からは0.3ポイントの低下。中国国家統計局が1日発表した11月の製造業PMIは51.7。市場予想の51.0を上回り、2014年7月(51.7)以来2年4カ月ぶりの高水準。 中国・製造業PMIの推移 1日(木)

→ ブラジル中銀は30日、政策金利を0.25%引き下げ13.75%へ。利下げは2カ月連続。 政策金利の推移チャート:主要新興国 1日(木)

2016年11月

→ ADP社が30日発表した米11月雇用者数は前月比+21.6万人、市場予想の+17.0万人を大幅に上回り6月(+26.2)以来5カ月ぶりの高水準。10月の+14.7万人は+11.9万人へ、9月の+20.2万人は+19.6万人へいずれも下方修正。6カ月平均では+19.48万人となり、10月の+16.40万人からは大幅増で4月(+20.23)以来6カ月ぶりの高水準。 ADP雇用者数の推移 30日(水)

→ 2016年11月の平均購入単価は4,690円。10月の4,618円からは72円上昇。月間購入重量は9カ月ぶりの高水準となった10月の2.166gから2.133gへと減少。昨年7月から17カ月連続の2g超を維持。 純金積立~平均購入単価と購入重量の実績推移 30日(水)

→ 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が29日発表した9月のケース・シラー住宅価格指数は191.78。8カ月連続の上昇で2007年10月(192.98)以来8年11カ月ぶりの高水準。前年同月比では+5.08%となり、伸び率では4カ月ぶりの水準に小幅上昇。 米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数の推移 29日(火)

→ 2016年、世界全体でのプラチナ産出量見通しは186.8トン。ジョンソン・マッセイ社の2016年11月のレポートによれば、5月時点から3.3トン上方修正され、2015年の190.0トンからは-3.2トン(-1.7%)の小幅減。需要は259.1トン(5月時点からは10.8トンの下方修正)となり、2015年からは+1.1トン(+0.4%)の小幅増。需給バランスでは5年連続での供給不足が見込まれています。 世界のプラチナ需要と供給量 29日(火)

→ 格付け会社フィッチ・レーティングスは25日、南アフリカの格付け「BBB-」維持を確認、見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ。政治的リスクによるマクロ経済への悪影響を懸念。 南アフリカの国債格付け 26日(土)

→ トルコ中銀は24日、政策金利を7.50%から8.00%への引き上げを決定。上限金利の翌日物貸出金利も現行の8.25%から8.50%に引き上げ。下限金利の翌日物借入金利は7.25%据え置き。利上げは2014年1月以来2年10カ月ぶり。対ドルで過去最安値を更新し続ける自国通貨防衛を優先した模様。 政策金利の推移チャート:主要新興国 24日(木)

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