金プラチナ短期相場観 2014年2月

金プラチナ短期相場観

「結論を急ぎたくない」と中立姿勢のイエレンFRB議長の本音

更新日:2014年2月28日(金)

上院銀行委員会でのイエレンFRB議長の証言は予想通りの中立姿勢。タカ派寄りともハト派寄りとも受け取れる内容を織り交ぜて、ハト派と言われた自身の論調を抑え、FRB議長としての立場を慎重に全うし始めている様子。
最近の経済指標の下振れには、ある程度は寒波の影響があるものと思われる、としながらも断定を避け、どの程度が天候要因なのか、向こう数週間でより正確に把握するよう努めるとし、緩和縮小に関してはあら...

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イエレンFRB議長による「寒波の影響」の見方

更新日:2014年2月27日(木)

今月11日に下院での議会証言を行ったイエレンFRB議長、その後「寒波の影響」により延期されていた上院での議会証言が、ようやく本日行われます。13日の予定が2週間ずれ込んだことにより、周囲を取り巻く状況にも多少変化が見られます。
G20を無事通過したことでQE縮小に伴う新興国への影響度はそれほど問題視されなくなったものの、経済指標の悪化は続きます。
1月分の小売売上高、鉱工業生産、住宅着工件数、...

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「寒波の影響」の賞味期限

更新日:2014年2月26日(水)

2月も残り3日、異常に寒かった今年の冬もそろそろ終わり、今週末はもう3月。この冬は世界的な異常気象と猛烈な寒波の影響で、経済指標が予想外の下振れ続出となりました。米雇用統計では12月・1月分の雇用者数の伸びが大幅鈍化、ISM製造業景況指数も2ヶ月連続低下、昨日のケース・シラー住宅価格指数もわずかながら2ヶ月連続低下、本日発表予定の新築住宅販売件数でも「寒波の影響」による下振れが予想されます。

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平和の祭典閉幕とともに再浮上するウクライナを巡る東西対立懸念

更新日:2014年2月25日(火)

ソチ五輪の閉幕とともに、ウクライナの反政府デモこそ収束したものの、ヤヌコビッチ大統領失脚と使命手配、親EU、親ロシア派の対立という国内情勢と政情不安でなかなか落ち着きそうにはありません。財政破綻寸前のウクライナ救済の為に150億ドルの支援を表明していたロシアはこれを先送り。暫定政府はデフォルト回避の為には350億ドル必要とも。IMFやEU、米国などが支援に乗り出す様子ですが、面白くないのはロシア。...

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ウクライナ情勢進展でリスク資産はレンジ上限トライの流れも

更新日:2014年2月24日(月)

週末開催のシドニーG20では、5年で2%の世界経済成長率底上げという具体的な目標が採択され、懸念された米緩和縮小に対する新興国の不満がクローズアップされることはなく、成長戦略重視のトレンドを再確認した前向きの無風状態でやり過ごした様子。
混乱が続いたウクライナでは親ロシア派のヤヌコビッチ政権が崩壊し、大統領代行選出により暫定政権の樹立と5月の大統領選に向けて親欧路線への再転換が図られる見通しとな...

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