金プラチナ短期相場観 2014年8月

金プラチナ短期相場観

2014年8月の月間騰落率が示す今年の流れ

更新日:2014年8月30日(土)

主要指標の8月の月間騰落率一覧を見ると、この8月は米欧株高で日本株安、ドル高ユーロ安、債券高で金利は大幅低下、VIX指数も大幅低下、金は小幅高でプラチナ・銀・原油は大幅安、という傾向となりました。これを、主要指標の8月までの年初来騰落率と比較してみると、8月の騰落状況は概ね今年の流れを象徴するような結果となっています。

金はNY市場、国内価格ともに8月まで7%台の上昇率に対して8月は小幅高に...

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雇用統計で注目され始める「ペントアップ賃金デフレ」の動向

更新日:2014年8月29日(金)

1週間後に発表される米雇用統計では、主要指標においては順調な回復状況が確認される可能性が高そうです。非農業部門雇用者数は今年2月以降、6カ月連続で+20万人を超え、6カ月平均では+24万人台に達しています。失業率も6%割れ寸前まで低下し、リセッション前の5%に向けてのリーチとなる5%台突入も目前。市場予想よりも多少の好結果となる程度でも、ドル高進行の可能性が高まります。

しかし、市場の注目が...

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レイバーデーに向けて利益確定のドル売りユーロ買い、金は?

更新日:2014年8月28日(木)

9月の第1月曜日はレイバーデーの祝日でNY市場は休場。3連休を控えたNY市場は徐々に手仕舞いの動きが顕著となり、堅調推移の米株市場も小動き、反落へ。ドル買いの流れが急加速したドル円はドル売り円買いへ、ユーロ売りが止まらなかったユーロドルもユーロ買いドル売りへ、それぞれ利益確定の流れで調整色が強まっています。金はというと、比較的短期レンジではユーロドルとの相関性が高い状態で、やはり売り傾向からの手仕...

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株高ドル高ユーロ売りが鮮明となるなか、方向感模索の金相場

更新日:2014年8月27日(水)

地政学リスクを背景に比較的底堅い動きが続いてきた金相場は、足元ではやや軟調推移が続いた後、再び方向感を模索するような動きとなってきました。
ウクライナ情勢をめぐっては、首脳会談による事態終息への期待と、そう簡単には収まらないだろうとの見通しも交錯し、ロシア軍兵士のウクライナ国境越え?など新たな火種となりかねない情報も錯綜、長期化懸念は続きます。
パレスチナ自治区ガザではイスラエルとハマスとの無...

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おでん理論でドル高円安の流れは一服

更新日:2014年8月26日(火)

昨日、黒田日銀総裁は「危機前の2007年と比べると、円はドルやユーロに対してまだ高すぎる」と語ったそうです。確かに2007年6月に1ドル=124円まで円安が進行していた頃と比べれば、現在の104円はまだまだ円高。しかし、3カ月以上も続いた102円近辺での小動きから抜け出し、円安方向に2円も動いた現在、1週間前と比較しても、急激に円安方向へと動き出した感はあります。

コンビニで最もおでんが売れ...

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